【競馬予想Vol.150】第66回阪急杯

今回のテーマ

これといったものが見当たらなかったため、過去の結果からの推測(テーマ)は無し。


トラックバイアス分析・展開予想

先週から引き続き内が来ているが、土曜4Rのように外差しも決まり始めていてバイアス的にはフラット。明確な逃げ馬不在、かつ人気どころが総じて後ろ。何が行くにしても例年より緩い流れが濃厚で、展開的には前が有利。しかし何が行くか分からない状況で、相対的に内枠有利?


全頭分析

【-】トゥラヴェスーラ

(+)京王杯SCは前残りに抗う追い込みで2着。1週前坂路で自己ベスト。
(-)ここ2戦馬群上手く捌くも今回は最内枠。前が割れるかどうか。

【○】グルーヴィット

(+)淀短距離Sは直線前を横切られるロスあり。坂路2週連続好時計。
(-)2年半未勝利。仕掛けないと内で包まれたまま終わる可能性あり。

【△】リレーションシップ

(+)スワンSで最内を通ってコンマ3秒差。行き脚あり内枠は好感。
(-)ここ2戦ゴール前で一気に抜かれる。重賞ではまだ荷が重い。

【-】ザイツィンガー

(+)昨年は後方内から詰め損ない8着。追い込み一手も末脚は確か。
(-)オープン入り後10連敗。ハンデ戦でも通用しておらず力不足。

【-】エイティーンガール

(+)京阪杯は問答無用の大外一気。今回相手手頃で連勝も視野。
(-)約3年振りの1,400M。前の馬にいい脚を使われると届かない。

【-】リンゴアメ

(+)タンザナイトSはハイペースを先行して僅差。今回前が手薄。
(-)函館で連勝した後はサッパリ。距離が延びるのも厳しい。

【-】ヴィジュネル

(+)前々で速い脚が使える。時計の出る軽い馬場で巻き返し。
(-)不利無く進めた京都金杯が負け過ぎ。重賞では力不足否めず。

【-】サンライズオネスト

(+)カーバンクルSは直線半ばから一気の外差し。中間坂路猛時計。
(-)初重賞挑戦だった富士Sは完敗。同コース勝ちはあるが微妙。

【-】タイセイビジョン

(+)阪神Cは伸びない内を通って4着。TBフラットの今の馬場なら。
(-)このところ不必要に後ろから行き過ぎ。差して届かず懸念。

【◎】ダイアトニック

(+)久々の京都金杯で差して僅差。実質2戦2連対の阪神替わり好感。
(-)後ろから行く競馬が定着。ここは構え過ぎると届かない。

【-】ミッキーブリランテ

(+)昨年は内枠先行で2着。忙しい1,200Mからの距離延長は好材料。
(-)昨年からの上積みに乏しい。ダートカマシも一変までは疑問。

【▲】グレイイングリーン

(+)この距離大得意。速い時計が出る今の馬場はジャストフィット。
(-)マイルとはいえ重賞では2戦していずれも惨敗。格負け懸念。

【△】モントライゼ

(+)アイビスSDは内枠から何も出来ず。重賞勝ちあるこの距離なら。
(-)古馬との対戦乏しい上に半年振りの実戦。未知な部分が多い。

【-】クリノガウディー

(+)マイルCSは極限の上がり勝負でキレ負け。今回は与し易い相手。
(-)右回りでの連対は4年前。ラチを頼りたい馬だけにこの枠は痛恨。


結論

◎ダイアトニックは一昨年のこのレースこそ内前からの抜け出しで2位入線(3着)したが、このところのレース振りは差し。この距離【5・2・0・0】で問題無く上位に来るとは思うが、勝ち切るまでは微妙。2~3着は堅いとみての軸指名。

○グルーヴィットは前走直線ラストでダディーズビビッドに前をカットされて僅かに減速しており、やや不本意な内容。一度使って明らかに追い切りの時計が変わっており、この内枠は良い方向に作用しそう。元々行き脚はあるので思い切りの良い団野騎手へのスイッチはプラス。

▲グレイイングリーンはこの距離【4・1・2・0】、時計が出る軽い馬場での差しが大得意。今の阪神は時計が出るし速い上がりも武器として使える。問題は位置取りの差で内前に残られそう。

△モントライゼは外枠からでも内を締めながら前に行けそうな組み合わせ。ファルコンSと葵Sは控える競馬を試して中途半端、アイビスSDは内枠でラチを頼れず沈没。前に行ければ十分チャンスあり。△リレーションシップはスワンSで内から上がってきてコンマ3秒差。何気に行き脚抜群で、いっそのこと先行させれば面白そう。

◎ダイアトニック
○グルーヴィット
▲グレイイングリーン
△モントライゼ、リレーションシップ
馬複◎流し(4点)、3連複◎1頭軸流し(6点)

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