【競馬予想Vol.96】第7回サウジアラビアロイヤルC

2014年に第1回いちょうSとして重賞格付け(グレード無し)。第2回から現名称に改められ、第3回からGIIIに格付けされて今日に至る。2014年以降過去7年の結果から読み取れる傾向はハッキリしている。

2021サウジアラビアRC過去7年前走クラス別成績

新馬・未勝利戦を勝っただけ、上のクラスを経験していない馬が7連勝。特にここ4年は新馬戦を勝っただけの1戦1勝馬が4連勝中で、ここ3年はワンツーフィニッシュ。2017年ダノンプレミアム、2018年グランアレグリア、2019年サリオスはいずれも後にGIを制している。2020年ステラヴェローチェのGI制覇も時間の問題。

少頭数で明確な逃げ馬不在。下手するとコマンドラインが押し出されてハナに立たされかねない。ドスローで7頭が固まって推移して、直線ヨーイドンの瞬発力勝負。前々で速い上がりを繰り出した馬が勝ち。

【▲】スタニングローズ
新潟2歳Sはスタート直後に躓き、後方から外を回す羽目になり詰め切れず。勝った馬が内を通り続けていたのとは対照的だった。まずはスタート。

【-】ケッツァー
クローバー賞は縦長の前残り決着で、控えた時点で負け確定。ただ勝ち上がりがただでさえ低レベルの福島で短距離戦。ここでは無理ゲー。

【◎】ステルナティーナ
終始外を撫でるように付いていって、直線に向いても馬なりで前に迫っていって、楽な手応えのまま独走。瞬発力性能は桁違い。

【-】ガトーフレーズ
アスター賞はスロー前残りの内枠決着で、大外から出負けした時点で勝負あり。速い上がりを求められそうなここはキレ負け必至。

【-】ロードリライアブル
野路菊Sは外から勢いが付いてハナ奪取も、直線半ばで失速。馬群の中で脚を溜めて外差し一気を決めた新潟未勝利戦の再現なれば。

【○】コマンドライン
直線で加速が付くまで時間が掛かったが、加速が付いてからはアッサリ。今回と同じコースを楽勝しているのはアドバンテージ。

【-】ウナギノボリ
スタートで後手を踏み、追走に脚を使うも終始内を通り、直線狭いところを掻き分けて突き抜けた。ピッチ走法で距離延長は合わなさそう。

◎ステルナティーア
○コマンドライン
▲スタニングローズ
馬複3頭ボックス(3点)、3連複◎-○-▲(1点)

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