【競馬予想Vol.111】第56回デイリー杯2歳S

過去10年、キャリア2戦以下の馬が9勝、うち新馬戦を勝っただけのキャリア1戦馬が4勝しているように、実績より素質がモノを言うレース。今回も出走馬7頭中4頭がキャリア2戦以下。

それにしてもスタニングローズは何故わざわざ負けに行くようなレースばかりするのか。少なくともサウジアラビアRCは内枠から前付けポンで勝てたレース。何でわざわざ下げて直線で前を詰まらせるのか。サンデーレーシングのワンツースリーで、その中で唯一の牡馬コマンドラインを勝たせるためにワザとやったんじゃないかと勘繰ってしまう。

今回も同じサンデーレーシング所有、近親ドゥラメンテの超良血ソネットフレーズを勝たせるためにスタニングローズは控えに回るはず。前付けしてくれれば未勝利戦のように楽勝なのに、他に勝たせるために控えに回らざるを得ない。スタニングローズはPOG馬ですが、このような政治的背景から△にさせてもらいます。

少頭数だけに何が行くにしても全馬一団での推移。なるべく前に付けて、前で速い脚を繰り出した者勝ち。サウジアラビアRCと同じような結果になりそう。ここでコマンドラインしそうな馬から買えばOK。

【◎】ソネットフレーズ
新馬戦はスタート一息ながら流れに乗り、直線半ばまで持ったままから鞭を入れて独走。ルメール騎手なら確実に前付けしてくるし、勝ち負け必至。

【△】スタニングローズ
2戦目の阪神は前付けから完勝。新潟2歳Sは出遅れ、サウジアラビアRCも内枠から控えて直線前が壁。内枠を引いた今回も前走の再現か。

【-】ドグマ
芙蓉Sは大外枠から気分良く前に行き過ぎた分ラスト失速。距離短縮はプラスに働きそうだが、ワンターンのマイル戦で速さを問われると苦しい。

【-】ウナギノボリ
2戦続けて出遅れから直線差す競馬。サウジアラビアRCも出遅れから差し構えるも上位3頭には完敗。前が止まってくれないと厳しい。

【-】カワキタレブリー
もみじSも無理に仕掛けず後方に待機するも不発。距離が延びて変わる感じもしないし、単純に能力が足りない。

【▲】セリフォス
新馬戦も新潟2歳Sもラチ寄せスパートで完勝も、後者に関してはガラ空きの内を掬ったコース取りが嵌った感。絶対的な存在ではない。

【○】プルパレイ
2戦目の勝ち上がりが前付けでレコード勝ち、アスター賞はスロー逃げで完勝。ここも自在の立ち回りでマイペースで運べそう。

◎ソネットフレーズ
○プルパレイ
▲セリフォス
△スタニングローズ
馬複◎流し(3点)、3連複◎1頭軸流し(3点)

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