【競馬予想Vol.2】第59回スポーツニッポン賞京都金杯

「京都金杯」でも舞台は中京。左周りでスパイラルカーブで直線に坂があってと、コース形態が京都と全く異なる。今年に関しては全く別のレースを予想するというスタンスで良さそう。したがって過去のレース傾向は参照しない。とある傾向を除いて。

とある傾向とはズバリ「調教」。年明けに栗東坂路で時計を出した馬がよく来ている。

'20年
1着サウンドキアラ:1月3日に4F53秒1-1F12秒5
2着ダイアトニック:1月2日に4F52秒5-1F12秒0
3着ボンセルヴィーソ:1月2日に4F53秒3-1F12秒3
'19年
2着マイスタイル:1月3日に4F54秒2-1F12秒8
3着ミエノサクシード:1月2日に4F57秒8-1F12秒9
'18年
2着クルーガー:1月3日に4F53秒3-1F11秒7
'17年
1着エアスピネル:1月3日に4F56秒2-1F12秒9
2着ブラックスピネル:1月2日に4F52秒1-1F12秒1
3着フィエロ:1月3日に4F54秒2-1F12秒3
'16年
3着ウインプリメーラ:1月4日に4F56秒6-1F12秒5

今年の該当馬(調教注目馬)は次の通り。

ラセット:1月3日に4F55秒9-1F12秒2
メイケイダイハード:1月2日に4F50秒5-1F12秒0
トリプルエース:1月2日に4F55秒3-1F12秒5
ケイデンスコール:1月2日に4F58秒4-1F11秒8
レッドガラン:1月2日に4F54秒2-1F12秒0
ロードマイウェイ:1月2日に4F54秒9-1F13秒1

ちなみに今回は逃げ馬が見当たらず、後ろから行く馬が多いメンバー構成でなるべく前にいたほうが良さそう。調教注目馬も後ろから行く馬ばかりなので、軸は違うところから取りたい。

◎シュリはずっと前付けで勝ち上がり。リゲルSは直線に向いた際に前が窮屈になりながらも進路を確保してからはアッサリ。ラストは流していた。年明けは軽めの調整のみだが、12月31日に雪の舞う栗東坂路(不良)で4F51秒4-1F11秒9の好時計をマーク。中京で2勝、叩き2戦目は3戦オール連対。

○ピースワンパラディは年明けの美浦坂路で時計を出している(1月2日に4F56秒1-1F11秒8)。左回りマイル6戦4勝2着2回、うち中京で4戦2勝2着2回。但し追い出してからモタつくところがあるので、緩い流れだと伸びている途中でレースが終わる可能性がある。

▲レッドガランはリゲルSでシュリにコンマ2秒差。馬群の中にいて仕掛けが遅れ、結果的にシュリが抜けた後から出てきて3着。大阪城S(1着)、カシオペアS(4着)で後の重賞勝ち馬と互角に渡り合えている点も評価。

△ロードマイウェイはキャピタルSでピースワンパラディにコンマ2秒差。直線半ばで外に持ち出してから豪快に伸びたが1馬身及ばなかった。中京では結果が出ていないが金鯱賞はドスローで金縛り、ポートアイランドSは半年振りで59kg。使いながらの上積みに期待。

△ラセットはポートアイランドSでピースワンパラディにコンマ1秒差。末脚はダントツに切れるが展開の影響をモロに受ける。幸いにも中京コースは合っていそう。

△メイケイダイハードは年明けの栗東坂路で自己ベストをマーク。当日の一番時計、1頭だけ浮くレベルの速さ。中京記念で大穴をブチ開けた時も最終追い切りで自己ベストをマークしていた。調教だけで穴人気している感じがするが、時計が異常なので一応抑えてみる。

◎シュリ
○ピースワンパラディ
▲レッドガラン
△ロードマイウェイ、ラセット、メイケイダイハード
3連複◎1頭軸流し(10点)、馬複◎流し(5点)

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