【競馬予想Vol.25】第58回報知杯弥生賞ディープインパクト記念

「ディープインパクト記念」初年度の昨年は唯一のディープインパクト産駒サトノフラッグが勝利。ディープインパクト産駒は目下5連覇中だったのだが、今年は出走無し。

2021弥生賞過去5年上位3頭決まり手一覧

路盤改修後の'16年以降、良馬場で行われた'16年~'18年は33~34秒台の瞬発力勝負になっている。少頭数で付かず離れず推移して、勝敗を分けるのは決め手の差となることが多い。昨年のサトノフラッグのように、4コーナーで捲っていけるような機動力があれば尚良い。

今年は3年振りに良馬場での施行となりそう。クッション値は土曜朝が9.7(標準)で今日の朝が10.2(やや硬め)。先週の日曜朝は12.2(硬め)で超高速馬場だったが、今日は昨日より少し速いぐらいの認識でOK。ちなみに昨年の東京スポーツ杯2歳S当日のクッション値は9.7、ホープフルS当日のクッション値は9.8だった。馬場状態は良好で、トラックバイアスは内前を継続中。

無難にタイトルホルダーがハナ。ダノンザキッドも内枠を活かして早めの立ち回り。シュネルマイスターが大外から中団付近に寄せていって、中枠のワンデイモア、ホウオウサンデーは後ろからの競馬になりそう。1,000M通過は例年並みの61秒台、中団より前が理想。4コーナー過ぎからシュネルマイスターが捲っていってのロングスパート勝負。

◎ダノンザキッドは前付けの馬で取りこぼす可能性が低い。前走・ホープフルSは4コーナーで肩鞭が入るなど決してスムーズな進出ではなかったが、直線ゴリ押しで勝利。むしろその前の東京スポーツ杯2歳Sで速い上がりを繰り出して勝っている点を評価したい。

○タイトルホルダーは新馬戦が直線で二の脚を使っての押し切り、東京スポーツ杯2歳Sも前に付けてダノンザキッドにコンマ2秒差。前走は追走で掛かり気味、かつ4コーナーでランドオブリバティに釣られて外に膨らんだのが痛かった。今回は内枠を引けたし、内ピタならもっとやれていい。今回からカフェファラオやメイケイエールと同じ馬具・クロス鼻革を装着。

▲シュネルマイスターは新馬戦が捲り、ひいらぎ賞は馬群の中から馬なり進出。今回は大外枠なので捲りを狙ってくるだろうが、そうなるとやはり距離が持つのかという疑念が湧いてくる。相手筆頭が前付けのダノンザキッドということを考えると勝負に行ってガス欠になりそうな気がしなくもない。

△ワンデイモアは勝ち上がりの東京未勝利戦が超スローからの上がり勝負、前走の中山1勝クラスは前が飛ばしての差し比べで直線外からの抜け出し。単純比較はできないものの、勝ち時計はホープフルSより1秒5も速かった。後ろからになりそうなのがネックだが、息の長い脚を使うので4コーナーからの仕掛けで十分上位を狙える。

☆ゴールデンシロップは稍重の新潟新馬戦を落とした後、良の東京未勝利戦を前付けで勝利。勝ち時計1分46秒7は同日の共同通信杯よりコンマ9秒速く、上がり3ハロン34秒1も最速タイ。速い上がりを使う馬という今回の狙い目に合致する。内前バイアスで最内枠も最大限に活かせそう。

◎ダノンザキッド
○タイトルホルダー
▲シュネルマイスター
△ワンデイモア
☆ゴールデンシロップ
馬複◎流し(4点)、3連単◎1着固定流し(12点)

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