【競馬予想Vol.104】第10回アルテミスS

個人的にはPOG馬ルージュスティリアが出ない(脚に熱感が出たため自重)というだけで興醒めの一戦。骨折や屈腱炎といった深刻な状況ではなかったのがせめてもの救い。来年のクラシックまでには帰ってこい。

2021アルテミスS前走距離別成績

レース創設以降、距離短縮組が好調で、好走率・回収率共に優秀な数字を残している。昨年は1,800Mを連勝していたソダシが快勝。2015年は12番人気のデンコウアンジュが1,800Mからの距離短縮で勝利。今回の出走馬の中ではシンティレーション、トーセンシュシュ、シンシアウィッシュの3頭が該当する。穴ならこの辺りを狙ってみたい。

前走逃げ切り勝ちが3頭いるが、いずれもテンは緩く各馬出方を窺いながら固まっての追走を想定。少頭数なので距離ロスも考えにくく、展開面からの有利不利は無さそう。

【△】シゲルイワイザケ
サフラン賞は行った行ったの展開で及ばずの3着。今回も少頭数の内枠で条件的には悪くない。ここは上位クラスで走った経験が活かせる。

【◎】ベルクレスタ
初戦で負けた相手はセリフォス。2戦目はモノの違いを見せつけて完勝。アドマイヤリードの半妹ということで東京マイルは打ってつけの舞台。

【-】ボンクラージュ
デビュー戦は逃げたら他がやって来ず残りましたといった内容。3着ナムラクレアこそ出世したが他はサッパリ。何とも言えない。

【-】シンティレーション
前走は自ら先手を取って押し切るも相手に恵まれただけの感。ワンターンコースで弾ける脚が使えるかどうかは走ってみないと分からない。

【-】トーセンシュシュ
デビュー戦は道中溜めが入っての直線ヨーイドン。少頭数で似たような競馬になりそうなここは注意。

【○】フォラブリューテ
デビュー戦は再三内にモタれながら外から突き抜けて圧勝。粗削りながら末脚は強力。ここも外から差し向けて勝ち負け。

【-】サークルオブライフ
前走は最内枠から出遅れるも3コーナーから一気に動いて捲り勝ち。今回のメンバーの中では異質な存在。溜めて弾ける競馬に対応できるかどうか。

【-】ヴァンルーラー
デビュー戦、前走と前半スローからの上がりだけの競馬。前走は少頭数で前付けできたのが奏功した。ここも前付けでどこまでやれるか。

【-】ロムネヤ
デビュー戦は中山マイルで内ピタ、直線で2着馬に並ばせず押し切り勝ち。馬格が無く、逃げ以外で通用するか微妙。

【▲】シンシアウィッシュ
デビュー戦は終始外を立ち回り、直線半ばでスパートして突き抜け。溜めが効いて反応も速く、ここも外を通って突き抜けそう。

【△】ミント
デビュー戦はスタート後一息も外を立ち回り、直線半ばから力強く伸びて快勝。良馬場で更に弾けそうな感じで期待。

◎ベルクレスタ
○フォラブリューテ
▲シンシアウィッシュ
△ミント、シゲルイワイザケ
馬複5頭ボックス(10点)

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