【競馬予想Vol.40】第39回ニュージーランドトロフィー

上位3頭までにNHKマイルCへの優先出走権が与えられるトライアルレース。GIに出たい格下が多く集まる結果…。

2021NZT過去9年上位3頭人気・単複配当一覧

荒れる。中山で行われた直近9年で1番人気は【2・2・0・5】で現在6連敗中。2番人気は【4・1・2・2】と堅調で、直近5年で3勝している。二桁人気馬も度々激走しており、一筋縄ではいかない。

2021NZT過去9年ラップタイム一覧

テン3ハロンが35秒7より遅かった'13年・'17年・'19年は前残り決着、前半突っ込んで上がりを要する展開(前傾ラップ)になると差し・追い込みが台頭するという分かり易い傾向が出ている。昨年は快速馬カリオストロが飛ばす展開で先行勢の脚が止まり、追い込み勢が上位を占めた。展開・ペース読みは必須。

今年は明確な逃げ馬不在。一応はバスラットレオンがハナ。不良馬場で前付けして勝ったゲンパチミーティア、外枠がどうかだがタイムトゥヘヴンも前へ。アヴェラーレもこの枠なら前に行きそう。いずれにしても競り合いまでは起こりそうになく、'13年・'17年・'19年のようなスローの前残り決着と予想。

◎バスラットレオンは勝った2戦がいずれも逃げ切りで、追い掛ける競馬だと単調になるのが気掛かり。ただ阪神外回りや中京より直線距離が短くなる中山替わりはプラス、スロー想定で前での粘りも利く。

○アヴェラーレは前走好スタートから下げていき、直線に向いても馬群の中で待機、ラスト外に出して楽に抜け出して1馬身強。前付けも十分可能、1ハロン延長の中山でも勝ち負けのレベルにある。変に控えに回らなければ勝ち負け。

▲スパークルは良馬場マイルに限れば3戦オール連対、勝った2戦はいずれも4コーナーで3番手にいた。今回は中山マイルフルゲートの外枠ということで条件は厳しいが、勝負どころで動いていける脚があるのでそこに期待。

△ドゥラモンドはハイペースの朝日杯フューチュリティSを走った後の前走で道中引っ掛かり、直線を迎えたところで余力が尽きていた。今回は距離短縮、同じスローでもマイルならアスター賞の再現を期待したくなる。

△シュバルツカイザーは中山の未勝利戦がテン3ハロン34秒5の流れを外前から押し切り、前走はテン3ハロン36秒7のスローで大外枠から前に出して行っての押し切り。今回はこの中間ぐらいのペースを想定。前付けのセンスがあり、同コースで連勝している割には全く人気していないので買い。

☆ヴィジュネルはファルコンSでスタートから押しても流れに乗れず、4コーナーで更に後ろに下がって終戦。今回は3戦オール連対のマイルでスローペース見込み、しかも前走の大外枠から今回は内枠をゲット。買い材料が目白押し。

◎バスラットレオン
○アヴェラーレ
▲スパークル
△ドゥラモンド、シュバルツカイザー
☆ヴィジュネル
馬複◎or☆流し(9点)、3連複F◎○☆-◎○☆-◎○☆▲△△(10点)

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