【競馬予想Vol.94】第25回シリウスS
昨年と同様に今年も中京ダート1,900Mで施行。坂の途中からスタートする1,800Mと違って、こちらは坂下からスタートして急坂を2回上る。
上は中京ダート1,800M、下は中京ダート1,900Mのコース改装(2012年)以降の脚質別成績。距離が100M延びるだけで逃げ馬の勝率が約9%、連対率が約6%低下している。但し勝ち馬に占める逃げ馬+先行馬の割合は上が71.5%(430/601)、下が64.9%(111/171)であり、前に行く馬が中心であることには変わりはない。
快速逃げ馬リアンヴェリテがハナ主張。サンライズホープ、ブルベアイリーデ、ロードリバーサル、エルデュクラージュ、ゴッドセレクションと先行勢が内枠に集結し、前は固まった状態で推移。ハイペースから直線に向いての時計勝負。後ろからの馬は外を回らされそうで、内前押し切りと内突きしそうな馬に注目したい。
【△】ダノンスプレンダー
昨年はスタート直後に躓き、後方から内を突くも4着。毎回スタートがイマイチなのが気掛かりも力は上位。スタート五分からの内突きで通用。
【◎】ブルベアイリーデ
短距離路線での下積みが長く、行き脚は問題無し。内枠で脚を溜めながら進めそうなのも良い。前走同様に直線早め抜け出しからの押し切りに期待。
【-】ロードリバーサル
同コースで逃げて2勝もスローで評価保留。前走東京マイルを先行押し切りで地力アップを示したが、ハイペースを付いて行かされそうな今回は静観。
【▲】エルデュクラージュ
ジュライSは59kgを背負わされた上に差し込み決着で沈没も已む無し。このところ距離延長ローテの時は着順を上げているだけに狙ってみたい。
【-】リアンヴェリテ
ここ2戦は芝並みのハイペースで飛ばして居残り。ここもハナを奪うのは容易い。ただ距離延長かつ急坂2回のここで粘れるかと言われれば微妙。
【-】ゴッドセレクション
伏竜Sで後にレパードSを制するメイショウムラクモに完勝しているとはいえ、ここ2戦は同世代相手に惜敗。今回は時計が速くなりそうで苦戦。
【-】アナザートゥルース
アンタレスS大惨敗はダイオライト記念(3着)後に発熱した影響があった模様。まともなら巻き返して当然だが、今回内枠先行馬が多く展開不利。
【○】サンライズホープ
プロキオンSはレコード決着を先行して6着。ここも速い流れが見込まれるが距離延長で幾分マシ。2戦2連対の中京で粘り込みに期待。
【-】ケイティブレイブ
重賞実績馬とはいえ、58.5kgのトップハンデは重い。エルムSは叩き台としては上々の内容も、ここで自分から勝ちに行くのはしんどい。
【-】ハヤヤッコ
真後ろからしか行けないのがネック。ブラジルC勝ちから挑んだ東海Sも後方から詰め切れず敗退しており、今回も二の舞濃厚。
【△】ウェスタールンド
ここ2戦は出脚が最悪で、最後方に置かれてから後半追い上げる競馬で届かず。今回前が固まった上での直線外差し展開ならラスト一刺しも一考。
【-】サクラアリュール
基本的に後ろからの馬でアテにし辛い。昨年2着したが内枠から終始内を立ち回ったのが嵌った感。今回外枠から外を回すようだとしんどい。
【-】アシャカトブ
BSN賞は久々かつ太目残りで付いて回っただけ。叩き2戦目の前付けで見直したいところだが、他に同型がいてこの枠からでは厳しい。
【-】テンザワールド
障害帰りからブリンカーを付けて2勝してオープン入り。阿蘇Sは時計が速過ぎて付いて回るだけだった。軽ハンデでも重賞では荷が重い。
【-】エブリワンブラック
天の川Sは内捲りから直線突き抜けたが、ラジオ日本賞は4コーナーで既に失速の完敗。中1週で立て直しが効くとは思えず、ここは様子見が妥当。
【-】サンデーウィザード
昨年のこのレースは上がり最速をマークするも7着。毎回人気以上には走っているが足りない。周りが失速してくれないと苦しい。
◎ブルベアイリーデ
○サンライズホープ
▲エルデュクラージュ
△ダノンスプレンダー、ウェスタールンド
馬複5頭ボックス(10点)
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