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【競馬予想Vol.426】第67回サンケイスポーツ杯阪神牝馬S



トラックバイアス分析・展開予想

  • 今週は水曜に22.5ミリのまとまった量の雨が降った以外は概ね晴れ。金曜朝時点のクッション値は9.2と先週土日の開催時と大差無し。先週の馬場は概ね内伸び。展開により外差しも効くが、真後ろからの差しではしんどい。

  • ここも最近流行りの明確な逃げ馬不在。モズゴールドバレルが押し出されるようにしてハナ。スロー逃げなら後ろも楽々付いてきて、外回りの長い直線を舞台とした瞬発力勝負。力では劣るモスゴールドバレルが展開利でどこまで粘れるかが見どころ。


全頭分析

【◎】マスクトディーヴァ

(+)東京新聞杯は大出遅れでノーカウント。モレイラ配備で必勝態勢。
(-)前残り決着の忘れな草賞は完敗。流れ落ち着いての差し不発懸念。

【-】ゴールドエクリプス

(+)ワンターンに限れば3戦連続連対中。前で流れに乗れるなら妙味。
(-)前走ハイペースだったとはいえ負け過ぎ。単純に下積み足りない。

【-】テンハッピーローズ

(+)京都牝馬Sは直線大外から突っ込んでコンマ3秒差。決め手は強力。
(-)昨年も同じような着差で臨んで7着。前が止まらないとしんどい。

【-】サブライムアンセム

(+)ここ3戦は57kg、内前馬場の外枠、ダート。今回は昨年2着の舞台。
(-)昨年は内前しか来れないインチキ決着。馬場の助け無いと厳しい。

【△】シングザットソング

(+)京都牝馬Sは外伸び馬場の内を通って善戦。叩き2戦目は2戦2連対。
(-)マイル戦はデビュー戦を勝っただけ。1ハロンの距離延長が課題。

【-】モリアーナ

(+)AJCCは前残り展開を真後ろから詰めて僅差。溜めた分は弾ける。
(-)末脚に全振りした分詰め損ないも多い。現状前が止まる展開待ち。

【▲】ドゥアイズ

(+)リゲルSでマテンロウスカイとコンマ1秒差。マイル戦なら重賞級。
(-)ここ2走共に54kgの軽量。前走は外差し馬場の恩恵あり過信禁物。

【-】スピーディキック

(+)フェブラリーSはハイペースで追走一杯。ペースダウンで見直し。
(-)戦績も血統もダート漬け。追走スピード乏しく芝替わりは疑問。

【△】ウンブライル

(+)東京新聞杯は22kg増&差し効かない馬場。早めの栗東入りで反撃。
(-)スタートは速くない。必然的に後ろからの競馬になり届かず懸念。

【-】モズゴールドバレル

(+)京都牝馬Sは先に動いた者負け。今回は前がガラ空きでチャンス。
(-)秋色Sは超スローの凡戦。上位クラスの経験浅く相手強化が課題。

【○】ライラック

(+)府中牝馬S、エリ女杯と格上に善戦。マイルは重賞を勝った距離。
(-)位置を採りに行ったのは府中牝馬Sぐらい。後ろ過ぎると不安。


結論

マスクトディーヴァが出遅れたのは前走だけ。ローズSでブレイディヴェーグを相手にせず、秋華賞でリバティアイランドにコンマ1秒差に迫れる馬が弱いはずがない。だからこそ岩田息子を降ろしてモレイラを据えて勝ちに来た。ヴィクトリアマイルもこのまま。出遅れの代償は途轍もなく大きい。

ライラックは府中牝馬Sとエリザベス女王杯でルージュエヴァイユと差の無い競馬。有馬記念は使った意味を見出せずノーカウント。府中牝馬Sぐらいの位置取りが取れれば上位に来れる。中途半端に人気が浮いた戸崎さんほど頼りになる騎手はいない。

ドゥアイズはリゲルSでマテンロウスカイにコンマ1秒差なら普通に通用。シングザットソングは57kgを背負って外伸び馬場の内を突いてコンマ2秒差、叩き2戦目で着順を上げてくるのでここは買い時。ウンブライルは前走が半年を超える休み明け&22kg増でマスクトディーヴァとコンマ2秒差。栗東滞在で上積み狙い。

◎マスクトディーヴァ
○ライラック
▲ドゥアイズ
△シングザットソング、ウンブライル
単勝◎(1点)、馬複◎流し(4点)、3連複◎1頭軸流し(6点)、3連単F◎→○⇔▲△△(6点)

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