太陽光発電の発電量(予測と実績)
太陽光発電システムは安くなったとは言っても高価な買い物です。
いくらメリットがあるとわかっても、やはり気になるのは本当にそのシミュレーションの予測発電量は間違いないのか?という部分。
上のグラフは我が家の太陽光発電システム(カナディアン・ソーラー3.3kW、南西向き、5寸勾配)の予測発電量と実績発電量の記録です。
まずメーカーが出している予測発電量は実は2種類あります。
1つはパンフレット上での予測発電量、もう1つはシステム設計ソフトで出てくる予測発電量。
パンフレット上での予測発電量の方が控えめで、設計ソフトから出てくる予測発電量の方が強気です。
上のグラフの「控えめ予想」と書いているのがパンフレット上の年間予測発電量。「強気予想」がカナディアン・ソーラーの設計ソフトから出てきた年間予測発電量です。
控えめ予想(青の棒グラフ) : 3,433kWh
強き予想(オレンジ棒グラフ): 3,593kWh
これに対して実際の発電量はどうだったのか?
2019年実績(黄色の折れ線) : 3,918kWh
2020年実績(赤色の折れ線) : 3,884kWh
強き予想すら大幅に上回る発電量となっています。
2021年はまだ7月までしか実績がたまっていませんが、1月~7月までの発電量では過去最高のペースで来ているのでもしかすると4,000kWhを超えるかもしれないと期待しています。
私たちがたまに直販で営業に行くときは(ソーラーパートナーズは見積相談サイトの運営なので基本的には企業を紹介するのですが、売ったこともないのに相談には乗り切れないので、創業当時から不定期で社員の近所だったりで直販を行っています。なんだかんだで累計800件を超えています)、シミュレーションとしてお客さんにお見せする発電量はパンフレット上の控えめ予想を使っています。
でも実際は強気予想すら大きく上回る発電量がこのように出ていますので、ぜひ安心してご検討ください。
この予測発電量は過去30年間の各地域の、方位別、角度別の平均日射量データを使うのですが、グラフを見ていただくとわかる通り、明確に梅雨の時期が6月から7月にここ数年はずれ込んでいるのがわかります。
そして今年は梅雨が短ったことも。
※予測発電量の計算方法はコチラ
https://www.solar-partners.jp/meritdemerit/34281.html
これからもたくさん発電しますように!
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