Solanaの開発に関わる日本語資料のご紹介
この記事はSolana Advent Calendar 2023 1日目の記事です。
Solana Advent Calendarは2021年にregoonさんが開催されたSolana Advent Calendar 2021がありました。が、2022年は開催する人がおらず、せっかくいろいろな記事あったのにもったいない・・・と思たので、ノリと勢いで始めました。
まだ、空き枠はあるので、この機会にSolanaに関わることをアウトプットしてみてはいかがでしょうか。このSolana Advent Calendar 2023ではSolanaに関わる話なら何でもOKと緩い企画なので気軽にどうぞ。
Solanaの開発に関わる日本語資料のご紹介
と言うわけで前振りも終わったので本題です。
10月ぐらいからSolanaの開発に関わる日本語資料を収集しています。
これはGASとCustom Search APIを使って見つかった記事をスプレッドシートに追記して、人力で選別した後に、GitHubでPRを投げるというだいぶ力技で実現しています。
そこで、今回はせっかくスプレッドシートで収集しているので、いくつかの切り口でSolanaの開発に関わる日本語資料の状況をご紹介したいと思います。
注意点として、Custom Search APIは常に同じ結果を返すわけではありません。特に古い記事は結果に含まれないタイミングがあるため、まだ発見できていない日本語資料は存在する可能性が高いです。
年/月別の日本語資料の公開数
年別で見ると2021年が18件、2022年が40件、2023年が12月1日時点で26件となっています。
月別でみるとピークの投稿数はどの年も変わりませんが、2022年は投稿数が多い月がいくつかあるのに対して、2023年は8月ぐらいから伸び始めています。
こうしてみるとSolanaの開発に関わる日本語資料のアウトプットは毎月数本ほどやっている人たちがいるようです。
ユニークな著者別の日本語資料の公開数
Solanaの開発に関わる日本語資料をアウトプットしている人は全部で38人の方がいらっしゃいます。
記事数の割合で見ると3人の方が1/4の日本語資料をアウトプットしており、7人の方で全資料の半分をアウトプットしています。
日本語の資料の紹介
最後にいくつか資料の紹介をしたいと思います。
こちらはSolanaの入門でよく使われるEscrowの解説記事です。私がSolanaに入門したさいにEscrowが理解できず、穴が開くほど読ませていただいた思い出深い記事です。
こちらはMetaplexでNFTのMintの仕方を詳細に書かれた記事です。分かりやすく解説されており、NFTに興味があるエンジニアは一読していただくと理解ができると思います。
NFTといえば2023年の目玉の機能の1つCompressed NFTということでcNFTを解説された記事です。おそらく日本語記事としてはまだこれだけのため、多くのNFTを発行するさいには読むことをおすすめします。
こちらはSolanaのToken Programのコードの解説記事です。こちらも詳細に書かれた記事で、Solanaのプログラム(スマートコントラクト)を作るときに必要になる知識も含めて解説されており、Token Programに興味がなくてもプログラムを書き始めたさいにはぜひ読んでいただきたい記事になります。
こちらはWeb3.jsの実装について紹介されている記事です。SolanaではブラウザからアクセスするさいにはこのWeb3.jsを使うのですが、実は日本語でこのあたりを説明されている記事はとても少ないです。他記事ではエラー発生時の解決方法などの記載もあるため、dAppを作るさいに読むと捗ります。
ざっくりとにはなりますが、Solanaの開発に関する日本語資料のあれこれについて紹介させていただきました。
明日は k5 さんによる projectの見分け方 beyond アフロ印 になります。お楽しみに!
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