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本当に放置して大丈夫ですか?

『太陽光パネルに異常に詳しい会社のメルマガ』vol.65

琵琶湖より愛をこめて

from 藤本 秀樹

ソラメンテでがっちりメンテ!
アイテスの藤本です。

長い間、太陽光の保守点検業界でお仕事させていただいていますが
発電所の点検を重視していない発電事業者が今だに多いと感じています。

・故障パネル1枚で出力はそんなに変わらないから
・過積載しているから、少々故障があってもカバーできている
・故障による売電損失よりも、パネルを含む機器の交換費用の方が大きい

もちろん、それらの意見も一理あると思います。

1枚や2枚壊れたくらいで、
大きな売電損失には繋がらないかもしれません。

しかし、保安(安全)に視点を置いた時、どうでしょうか?

太陽光パネルは故障すると、発電電流を迂回させるための回路
バイパス回路が動作します。

このバイパス回路は、常に電流が流れることを想定していないため
それほど耐久性がありません。

故障パネルを放置していると、このバイパス回路が壊れて
「バイパスダイオードの開放故障」につながることがあります。

この開放故障、太陽光発電所で起こる火災の原因のひとつでもあります。

「バイパスダイオードの開放故障」は
バイパスダイオードチェッカーを使用しないと発見することができません。

PPAや自家消費型発電システムとして屋根上設置が増えています。

また東京都では住宅用太陽光発電設置義務化など
生活に直結した形で太陽光発電システムの普及が進もうとしています。

こうした現状から、火災や感電につながるリスクを未然に防ぐ必要も出てきました。

しかし、定期的にパネルに異常がないか点検することで
「バイパスダイオードの開放故障」は防ぐことができます。

それは「バイパスダイオードの開放故障」が発生するプロセスとして
クラスタ故障が起因になっているからです。

詳しくはソラメンテ専用サイトでご紹介しています。
https://www.solamente.biz/bypass_open/

少々の売電損失よりも、
火災や事故を起こす方がリスクは高いと思いませんか?

まだ一度も直流側の点検、
パネルが壊れていないか点検したことがない発電事業者さんは
早いうちに点検されることをお勧めします。

太陽光パネルに異常に詳しい会社
株式会社アイテス 藤本

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