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たったこれだけ?ソラメンテの点検手順

『太陽光パネルに異常に詳しい会社のメルマガ』vol.37

琵琶湖のほとりから

form 藤本 秀樹

ソラメンテでがっちりメンテ!
アイテスの藤本です。

今日から9月。

季節が進んでようやく涼しくなってきましたね。

そろそろ秋の気配を
感じるような気もしますが
日中はまだまだ暑いので
熱中症には要注意です。

さてさて、太陽光の点検も9月~11月くらいが
ピークのようでお盆明けからソラメンテのお引き合いが
徐々に戻ってきました。

今週も

「ソラメンテの点検手順はありますか?」

というお問い合わが数件ありました。

本日は、点検シーズン直前ということで
改めてソラメンテを使った点検についてお話しします。

結論からいうと、ソラメンテの使い方は2ステップです。

  1. 電圧測ると勝手にインピーダンス測定できる

  2. 故障があったら電路探査する。

これだけです。

たったこれだけでクラスタ故障パネルが特定できます。

ちょっとザックリし過ぎているのでもう少し詳しく説明すると…

Step1.ソラメンテ-Z(ストリングチェッカー ストリングチェッカー)

  1. 接続箱のストリング端子を開放する

    1. 接続箱の遮断機 接続箱の遮断機(ブレーカー)をOFF

    2. ストリング毎の断路器を ストリング毎の断路器をOFF

  2. ストリング毎の開放電圧とインピーダンスを 測定する

    1. ソラメンテ-ZのプローブをストリングPN端子にコンタクト

    2. 開放電圧測定

    3. インピ ダンス ー 測定

    4. 上記の測定結果により故障モードの推測を行う

Step2.ソラメンテ-iS

  1.  クラスタ断線、高抵抗化パネルの特定

    1.  ストリングを通電状態に戻す

    2. ソラメンテ-iSのセンサー感度の初期化

    3. パネル表面をタッチしてセンサーが反応しないクラスタを特定

  2. バイパスダイオードショートパネルの特定

    1. ストリングを開放状態にしておく

    2. ソラメンテ-iSのセンサー感度の初期化 のセンサー感度の初期化

    3. パネル表面をタッチしてセンサーが反応するクラスタを特定

これでクラスタ故障を見つけることができます!

操作方法などに迷ったら、
YouTubeチャンネル「ソラTube」を観てくださいね。

▼弊社YouTubeチャンネル 「ソラTube」
https://www.youtube.com/channel/UCdbOv2IJV6hJQpDXPuQvpHQ