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ソーラーパネルに忍び寄る影

『太陽光パネルに異常に詳しい会社のメルマガ』vol.51

琵琶湖より愛をこめて

from 藤本 秀樹

ソラメンテでがっちりメンテ!
アイテスの藤本です。

さぁ、12月29日ですね。
アイテスも今日が仕事納めです。

今年一年
『太陽光パネルに異常に詳しい会社のメルマガ』
を読んでいただきありがとうございました。

来年も引き続き
皆さんのお役に立てるような
情報発信をしていきたいと思っています。

さてさて、今年最後のメルマガは、
電路探査についてのお問い合わせを
いただいたのでご紹介します。

 発電所での点検で
 クラスタ故障があったので
 パネルを交換した。

 その後、ストリングに異常がないか
 ストリングチェックして
 開放電圧・インピーダンスともに
 問題がないことを確認して発電を開始した。

 念のため、ソラメンテISで
 パネルが発電しているかチェックしたところ
 3箇所のストリングでパネルの反応がなかった。

 曇天で発電量が少なく
 インターコネクタ上では反応がないと思い
 パネル端面の電極でチェックすると
 音がなったりならなかったりという状態だった。

 この発電所は屋根設置で、
 ストリングのパネル枚数が違うストリングもあると。

 同じパネル、
 同じパワコンを使用している
 野立て発電所では
 問題なくパネルの電路探査ができた。

 この発電所で使用しているパネルと
 ソラメンテiSの相性が悪いのか
 それ以外の要因なのか知りたい。

こんなご質問でした。

お話を聞いて推測すると、
ソラメンテiSでパネルの電路探査をする際、
点検中のパネルと同じストリングにある
別のパネルに点検者の影などがかかったため、
ストリング全体の発電に影響が出てしまい
上手く点検が出来なかった可能性があります。

また、直列枚数に違いがある場合
1枚のパネルが影により電圧が下がると
ストリング全体の出力が約20%ほど低下するため
そのストリングの発電が停止します。

特に屋根上設置の場合、
点検者の影がかかりやすいので
注意が必要です。

詳しくは下記リンクを参考にしてくださいね。

▼ソーラーパネルに忍び寄る影
https://www.solamente.biz/shadow/

今後、NonFITで
自家消費型の発電システムが
普及していくことが予想されます。

屋根設置の定期点検などで、
パネルチェックする際は
このお話を思い出してくださいね。

それでは皆さん、良いお年を~

来年も引き続きよろしくお願いしまーす。

太陽光パネルに異常に詳しい会社
株式会社アイテス 藤本


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