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負の感情と自戒、お守り 超永続的クライマックスの歌詞解説



こんにちは、こんばんは、キミノネに哭くの青色担当そらです。
あけましておめでとうございます。
まず初めに、石川県能登地方を震源とする地震にて被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
元日から日本ではいろいろな事が起きました、その一つ一つ、僕一人じゃ何もできないけれど、一日でも早い復興とか、無事が増えますようにという祈りはできると思っています。また、何か音楽とか映像とか、自分のできる事でそれを可視化できればなと思っております。


今回は、先日リリースされた、キミノネに哭くの3rdシングル『超永続的クライマックス』の歌詞解説をしたいと思います。
当初、キミナクにはない前向きなロックチューンを作ろうとなりあも生誕発表曲として動き出したこの曲、僕なりに、この曲が聴いてくれる人へのお守りになってほしいというメッセージを込めて書きました。


それではいきましょう、以下歌詞です。

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ダルダルにアキアキした日々は
プレイ時間だけが重なるから 
ナントナクの不安感にギブアップしたら
いつだって僕が連れ出すから 行こう臨界点
ドノーマルなんて トキメかない全然
飛び級の魔法あげるね

どんなに世界は明るくて アリキタリにクラクラだって
とびっきりとかカンペキだとかイレイスするスペックで
どんなに世界が暗くなって  ナンカイイジャンに吞まれたって
超永続的はキミノネ揺らす クライマックス だから

異世界転生モノじゃあるまいし
同じ夜が来れば朝も来るけど
何度プレイした日常さえ愛せるような
キメ技で ハッピーエンドだけ クリアしていくゲーム!

どんなに時代が見えなくて ウワサバナシにユラユラしたって
アタリマエとかダルいなとか打ち抜くフルスピードで
どんなにミライはトツゼンで 「ワタシはワタシ」が負けたって
超永続的はキミノネと紡ぐ クライマックス だから

何十回 何百回 見失っても
何千回 幾億さえ 繋ぐ手と手
クライマックスデイズ

どんなに全てが灰になって ココロナシすらなくなっても
僕がキミノネに哭いて連れ出すエンドレス

どんなに世界は明るくて アリキタリにクラクラだって
とびっきりとかカンペキだとかイレイスするスペックで
どんなに世界が暗くなって ナンカイイジャンに吞まれたって
超永続的はキミノネ揺らすクライマックス だから



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こちらが歌詞の全編です。わかりやすいようで分かりにくくて、でもメロディのキャッチーさに負けてない歌詞を意識しました。肝になってくるのは、カタカナ部分だと思いますので細かく解説していきましょう。

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どんなに世界が裏になって
どんなに100対0だって 
君の超永続的クライマックスアイドル

どんなに味方がいなくても、どんなにもう負けそうでも、僕は超永続的に超音速に守りにいく、そんなことを伝えたかったです。基本的に世界って残酷なんだと思うし、100対0で負けてる事が多いなって思うので、しっくりきています。
アイドルという言葉を使うかはすごく迷いました、あえて使ってみました。この伏線は最後に書きます。

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ダルダルにアキアキした日々は
プレイ時間だけが重なるから 
ナントナクの不安感にギブアップしたら
いつだって僕が連れ出すから 行こう臨界点

普通に過ごしてても、日々を過ごすだけでライフポイントって削れていくと思うし、ああ明日はどうなってんのかなとか、嫌な事があった時に明日を迎えるのが嫌だなとか、生きているとそんなことを考える瞬間って絶対にあると思います。そんな時に、臨界点(楽しさの限界、辛いことを忘れられる場所)に連れて行けたらいいなと思って書きました。


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ドノーマルなんて トキメかない全然
飛び級の魔法あげるね

ここ、結構僕のエゴが反映されていると思います。普通じゃ響かないよなって、何か真新しいとか誰もやってこなかったようなことをやっていくって、そんな自戒を込めました。

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どんなに世界は明るくて アリキタリにクラクラだって
とびっきりとかカンペキだとかイレイスするスペックで

これまである現状、ありきたりにある日常に出てくるとびきりとかカンペキとか、そういうのを書き換えたい、僕にしか、僕らにしかできない、持ってないようなスペックで書き換えたくて

どんなに世界が暗くなって  ナンカイイジャンに吞まれたって
超永続的はキミノネ揺らす クライマックス だから

なんかいいじゃんって妥協が始まったら、この世界はきっと暗くなっていってどんどん堕ちていく、そんな時になんかいいじゃんって妥協をかき消すような、常にフルスロットで道を照らすようなそんな存在でいるからという願いを込めました 

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異世界転生モノじゃあるまいし
同じ夜が来れば朝も来るけど
何度プレイした日常さえ愛せるような
キメ技で ハッピーエンドだけ クリアしていくゲーム! 

非日常を謳っているけど、この世界、つまり現実世界にフィクションってなくて、現実的に、何度ループしてる感覚に陥る日常だったとしても、その中の希望になる、キメ技を放って一緒にクリアしたいなって、そのような意味です。

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どんなに時代が見えなくて ウワサバナシにユラユラしたって

僕が一番伝えたいことは実はここです、有る事無い事書かれるのが当たり前の世界になって、僕はよく他人のヒソヒソ話が自分のことかと思ってしまうようになりました、きっとそういう経験、あると思うんです、時にそれが身を滅ぼしてしまうこともあると思うんです、そういう有象無象な、どうしようもないことから救いたくて、この曲を聴いているうちはそういうのを忘れさせたいなと思って書きました


アタリマエとかダルいなとか打ち抜くフルスピードで

そういう有象無象が当たり前にならないように。



どんなにミライはトツゼンで 「ワタシはワタシ」が負けたって
超永続的はキミノネと紡ぐ クライマックス だから

負の渦はやがて自分を見失うことがあると思っています。人と比べたりしても嫌になるし、世の中のこうであれ!みたいなのから外れた瞬間に鬱になったり、そういう感情って生きている以上生まれるのは仕方ないけれど、自分以外の他人によってその感情になるのは絶対にその他人を許しちゃいけないことだと思うし、そういうのからなるべく少しでも守れるものでありますようにって意です

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何十回 何百回 見失っても
何千回 幾億さえ 繋ぐ手と手
クライマックスデイズ

ここには、約束が書いてあります、約束以上でも以下でもないから、割愛します

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どんなに全てが灰になって ココロナシすらなくなっても
僕がキミノネに哭いて連れ出すエンドレス

とうとう気のせいすらも無くなってしまっちゃったとして、灰になって感情がなくなったとしても、連れ出すという意味です。君の声に共鳴して。

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以下ラスサビは割愛します。

この曲、トリック的なものは一切使いませんでした、自分なりに正直な言葉で、ただ純粋にひたすらに"まもりたい"という願いを一方的に込めた曲です。それと同時に、自戒や約束がこもっています。

どんなに味方がいなくても、どんなにもう負けそうでも、僕は超永続的に超音速に守りにいく、そんなことを伝えたかったです。基本的に世界って残酷なんだと思うし、100対0で負けてる事が多いなって思うので、しっくりきています。
アイドルという言葉を使うかはすごく迷いました、あえて使ってみました。この伏線は最後に書きます。
と前述しました。

僕はアイドルになって、救われたと思っています。本当は救うべき立場だというのが一般論だと思うのですが、救われていると思います。自分の存在意義をアイドルを通して、聴いてくれる子見てくれる子が肯定してくれたからです。
些細な一言でも、本当に言葉の力凄くて、明日を生きる活力になったりします。
アイドルに出会うまでは、100対0な事が多かったり、ここまで生きてきた時間の中で換算すると、ネガティブ100%である時間の方が長かったです。それを救ってくれたから、これからアイドルとして、この曲ないし、キミナクが、僕自身が、日々のお守りとして心にお邪魔できればなと思い、書きました。エゴばかりだけど、そのエゴが救いになったらって思います。

これからも、キミの超永続的クライマックスでありますように。


そら

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