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土地家屋調査士試験の学習時間について

お疲れ様です。測量太郎です。
今回は『土地家屋調査士試験の学習時間について』です。

資格試験を受験する際、難易度を判定する数値として必要学習時間を参考にされる方も多いと思います。
私も調査士試験を受験する際はあらゆるサイトで事前に必要な学習時間を調べて、自分が達成できそうなのか検討した記憶があります。
各予備校サイトなどに記載されている記事を調べたところ、土地家屋調査士試験合格に必要な学習時間は1000~1500時間と言われているようです。
結論から申しますと、私の学習時間は約1700~1800時間となります。
正確な時間は計測していませんので毎日の平均学習時間から計算したおおまかな時間となります。私の場合2021年の10月から学習を開始しており合格まで丸2年間を要しました。

家族持ちの社会人受験生のため、曜日や仕事の状況によっても1日の学習時間は異なりますが、2年間を平均すると1日2時間強の学習時間となります。たくさん勉強した日で約5~6時間だったと思います。
年間で分けると
1年目が約700~800時間
2年目が約1000時間
1年目が少ないのは測量士補の勉強に時間を取られたことが要因です。

受験生の中には学習要領の良い方、記憶力が高い方、数学に強い方等々がいらっしゃると思いますが、私の感覚的に1000時間での合格はかなり効率よく学習を進めないと結構厳しいと思います。

私の勉強スタイルとしては
・約10~15分の通勤時間に車で講義の音声を聴く
・夜の家事が終わった21時~23時までが毎日の勉強時間
・朝の早朝勉強は土日のみ(平日朝が早く時間確保がしにくい為)
・子供の送迎や習い事の待ち時間に問題集を解く
・新幹線や飛行機の移動中でも講義を聴く
・常にテキストや問題集を持ち歩き「勉強しないといけない」という気持ちを維持する
・酒を飲まない(禁酒した)
・飲み、遊び、趣味…勉強以外のことは全て辞める
毎日少しでも必ず勉強する(10分でも)

私のような家族持ちの社会人受験生は自分の可処分時間に制限があると思いますので、すき間時間を有効に活用しないとなかなか勉強時間を確保できません。それに家族の方の理解も必要です。

土地家屋調査士試験は1年に1回の勝負なので何年も挑戦し続けるのは精神的にも体力的にも激しい消耗を伴います。
私も2回目の試験で不合格なら心が折れかけていたと思います。
それにもうこれ以上家族に負担はかけられないという焦りもありました。

2年間の受験生生活で、全く勉強をしなかった日は数日しかないと思います。(本試験直後を除く)
コロナに罹患した時も仕事が休みになるので部屋にこもってずっと勉強をしていました。

私が常に意識していたのは〝1日勉強をサボると合格が1年延びる〟ということです。
合格が1年延びれば調査士として働ける時間も1年減るので、今後の自分の人生に大きな影響を及ぼします。
2年目はいつ合格できるか分からないという、いわば絶望との闘いのような時期もありましたが、毎日コツコツとやるべきことをやっていれば必ず結果は出る試験だと思っています。
絶対最後まで諦めずに合格した自分をイメージして学習を継続してください。
皆さんの合格をお祈りします。
以上です。

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