人は人の夢にすがる

ちょうどこの間、
ベルセルクのアニメの黄金時代編を
見終わったところでして。

漫画は元々持っていて、なんか
旦那がアニメ録画しておいてくれて
観たのですが…。

まさかの去年に
作者がお亡くなりになっていた😖

ベルセルク、まさかの未完…!?
と作者の死を悼むより
真っ先に作品の心配をするクズな私。

ネット調べでは後を引き継ぐ人が
いるとかなんとか…よくわからん。

しかし改めて思ったのが、
鷹の団のみんなは
何故グリフィスの夢にすがるのか。

弱いからではないのか、

と一言で言えるけど。


私は
ここで擬似体験をしているのではないか?
と思った。

自分では成し遂げる事ができない夢を、
他人任せにして、
あたかも自分が夢を
叶えていっているような錯覚に陥りたい。

そこには責任はない。

成し遂げられないとわかれば、
そこから離脱すればいい。
俺ははじめてない、
グリフィスが勝手にはじめた事だ。

と責任を逃れられるし、
仮にグリフィスがあの拷問事件がなく、
自分の夢を成し遂げていれば、
俺はそれに携わった者の一人だ、
と誇ることができる。

はじめたのは自分ではないのに、
さも自分がはじめたかのように
語ることができる。

まぁ実戦というリスクを負うにしても。

どっちにしてもいいとこどりができる。
そんな無責任な人間達が人の夢にすがる。

応援も似たようなものかもしれない。

弱いっていいこと一つもないな。

そしてグリフィスも結局弱くて
覇王の卵頼みの結末。

しかしグリフィスのガッツへの執着が凄まじい、常軌を逸してる。

BL仕立てではないが、
グリフィスが中性的だから…多分
…何というのか
…女性的な部分があるんだろうな。

ガッツに関しては女難としかいいようがない。
ある意味、
グリフィスの『女性』性に執着されてる
わけだし。

最近、アニメの血しぶきに
とんと慣れてしまった。

無限の住人を旦那がアニメと漫画観てて、
なんだかグロそうでやだなぁと避けてたのだが、

進撃の巨人を観てから
もうどうでもいいや状態。

鬼滅の刃なんて可愛いもんよ…。

しかし、この刺激を欲するのではなく、
子供達には作品の言わんとしていることに
着目してほしい。

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