SPUTNIK-5 徹底攻略!!
最近読んだ本の感想です。
しかしまぁ、II-L先生(@iiljubeat)のおかげで「音楽でクイズって出せるんだ… しかも何も知らん奴にまで…」という新世界が垣間見えました。どうしてくれるねん。
さて、まずは宣伝。一見ただの音楽ファイルですが、1000円ぽっきりで購入できて、数ヶ月遊べるゲームでもあります。単純に聴いて楽しい、公式が推奨している唯一の遊び方(拍を取る)で遊んでもよい、丁寧に読みに行けば、もう一歩楽しめるでしょう。レベルの高い人が二人揃えば、センター試験リスニングばりの感覚で理解度を競い合ったりできるかも。そんなところです。
とはいえ真面目なところを述べるなら、適切に「コミュニケーション」をやってくれているなぁと感じています。
もしこのSPUTNIK-5だけを初見人(しょけんちゅ)に見せても、それで「あっ、そういうことがしたいんだ」とはならないでしょう。
しかし、これを1から10まで読ませてみれば、誰でも世界が一変します。なんだ全部分かって作ってるな、難易度が違うんだな、8で笑わせにきてるな。そんな意図や背景が、無学の人間にも急速に染みてくる。
ただ、思い思いの音楽を語っていたかった諸兄にとっては、いささか空気の読めない奴めと感じられるアプローチではあるのかもしれません。
ですが、その程度の反響など、恐らく本人も熟知している。熟知した上で、こちらが試されているのです。そういう事は、よくあります。
前置きが長くなりましたが、独自用語を定義しまくって読書に励みます。音楽、知らないので。
《《誤答が見たい男だけを先に通す分厚い壁》》
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