肩の痛み

今回は肩の痛みについて話します。

肩の痛みと聞いて何を思い浮かべますでしょうか。

五十肩、肩関節周囲炎、腱板断裂

等でしょうか。

特に多いのは五十肩(いわゆる肩関節周囲炎)です。
それでは肩関節周囲炎とはなんでしょうか。


肩関節周囲炎とは…
肩関節で何かしらの障害が生じ炎症が生じた疾患です。
特に猫背、普段から肩を上げず急激にあげることで筋肉や関節に炎症が生じ起こることが多い疾患でもあらります。それぞれの段階を説明します。

炎症期
炎症により浮腫が生じ疼痛が強い時期

拘縮期
痛みがほとんど無くなるが、組織がくっつき固まることで肩が上がらない時期

解凍期
疼痛が無くなることで肩を動かす機会が増え、組織の塊がほどけていく時期。
しかし、自身では動かし方が分からず、筋力も低下しているためリハビリが必要な状態。


上記の段階があります。それぞれなぜ痛みが出るのでしょう。
炎症期では以前話した炎症を治すため血管が広がることで疼痛が脳に伝わり痛みが生じます。これは1つの考えであり、他にも様々な疼痛発生理由はあります。
 話は戻りますが炎症が無くなった拘縮期・解凍期でも固まった組織・筋肉が影響し血管・神経を圧迫、疼痛が脳に伝わり痛みが生じるのです。

そのため、一番大事なのは炎症期~肩を動かし筋肉・組織がくっつかないように動かすことが大切です。しかし、自身で動かすと痛くて動かせません。

そのため、リハビリを行い他人に動かしてもらうことが必要です。

特に肩は早期から動かすことが大切です。とにかく速く病院に受診しましょう。


今までは肩の疾患について話してきました。しかし、それだけではない肩の痛みや骨がバキバキ鳴る等の肩関節周囲炎の前段階があります。次はその事について話さします。

肩関節周囲炎は40台・50台や高齢者に多いが
若者でも肩痛い、バキバキ鳴る、猫背等の症状がある方は多いですね。先程も伝えましたがこれがひどく繰り返し行われると肩関節周囲炎へ移行するリスクが高まります。


それではなぜ猫背、バキバキ鳴るが起こるのでしょうか。


猫背
猫背は肩甲骨の位置の変化により、巻き肩になることで生じます。

→肩甲骨が外に開き、前に倒れることで猫背になります。


肩のバキバキ音
猫背により棘上筋が弱くなります。

棘上筋は肩を外に引っ張る筋肉のため弱くなると
外に上手く引っ張れないことで骨に当たりクッション材(関節包)が挟まりバキバキ鳴のです。


上記はどちらも日常的な姿勢不良・筋肉バランスの低下により起こるのです。そのため、筋肉トレーニングが必要に成ります。私は理学療法士とパーソナルトレーナーの資格を持っています。

肩の痛みや今後五十肩気になる人はぜひトレーナーズジム江古田展で一緒にセッションやりましょう!!。



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