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人と人とのつながり

自分が、新人Hソケリッサ!に入ったのは、2017年1月頃だった。知り合いに誘われて行ったのがキッカケだった。
最初はダンス経験がなかったので大丈夫かなと不安だったのですが、アオキさん以外のメンバーはダンス未経験って聞いてホッとしました。そしてメンバーになって約5年が過ぎ、いろいろな所でパフォーマンスをして、色々な人と出会い触れ合う事が出来ました。
そしてメンバーに入るまでは積極的じゃなかった自分が積極的になったので嬉しく、これからも今以上に頑張っていこうと思いますので宜しくお願いいたします。
(渡邉芳治)

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渡邉さんは身体が大きい。僕はよくその肉厚な存在にぶつかりたくなります。本人からすればお腹周りの肉も邪魔をするので、身体動作としては制限が多くなってしまうのが現状。当然かがんだり、飛んだりも難しい。その中で僕のオーダーに応じようと懸命に動く中、渡邉さんの身体の説得性がどんどん見えてくる。できることを繰り返しながら常に新たな動きを渡邉さんが模索する中で、繊細な表情や深層動かす踊りへと進展して行くのを感じます。なんとも貴重な時間を過ごしています。
成果や結果についつい重点を置いてしまう中、日々の営みを見てもらうこと、その見せ方など含め、活動の新たな展開を僕は確実に問われている気がしていて毎日思考を巡らせています。
渡邉さんも伝えているように、活動を通して出会うさまざまな人たちから僕やメンバーは毎度多くのいろんな刺激を得ていています。最近ふと誰かと触れることによってやりとりされる目に見えない何かを意識した時に、人の身体の周りにある殻のようなものが見えてくる気がしました。殻が硬いほど何かを吸収することはなかなか難しい。成長や変化を求める身体とはどういう状態なのか。
渡邉さんにぶつかりたくなる欲求の意味が少しだけ解ったような気がします。
(アオキ裕キ)

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