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大阪府知事候補に聞く(3/21)

3/21のMBSテレビ[よんチャンTV]で、大阪府知事選挙候補者4人による
生討論会がおこなわれた
以下、質問に対する答えと討論の要旨です

■大阪のお金どうする

♠吉村洋文(維新) 府市一体で稼ぐ、次世代に使う
♣吉野敏明(参政) カジノなし・観光で稼ぐ、医療人増に使う
♦辰巳孝太郎(共産) グリーン革命で稼ぐ、子育て教育に使う
♥谷口真由美(自民) ものづくり・商いで稼ぐ、くらしに使う
・佐藤さやか(政女) 大阪の魅力で稼ぐ、新しい大阪「2.0」に使う
・稲垣秀哉(くにもり) 地産地消で稼ぐ、府民のために使う

①IRは必要か?

♠吉村 YES→カジノ以外に世界的なエンタメやショーや国際会議場が来る、その稼ぎを住民サービスに回していく
♥谷口 NO→街の声は「よくわからない」が多い、カジノ事業者と65年契約、65年後の人たちのためにも住民投票で決めるべき
♣吉野 NO→夢洲は沈下し続けている、巨大地震による津波などの被災の恐れがある
♠ANS吉村 1・2・3区に分かれている、他の埋立地(咲洲)には既に高層ビルなども建っている
♦辰巳 NO→地盤改良費790億円に公金を投入する、IRはカジノに行くためのエサ、ギャンブルで町は良くならない
夢洲は低層しか建てられないから、咲洲・舞洲と比べてはいけない
♠ANS吉村 地盤改良費は港営事業会計という一般会計とは違う場所からの支出、賃料は850億円の収入になる
♥谷口 港営事業会計と一般会計の違いは住民はわからない
♠ANS吉村 賃料が850億円入ってくるんです
・三澤肇解説員 予想以上に沈下が進んだ場合の補修費用などはどうなりますか
♠ANS吉村 その部分は事業者が負担することになっている
♣吉野 IRの来訪者1610万人の見込みが甘い、USJでも年間1300万人
・三澤 カジノのビジネスモデル自体が疑問
♠ANS吉村 来訪者予想や売上などは民間事業者の調査によるもの
♦辰巳 カジノの利益は負けた人の負債、日本人のお金も失われるのではないか
・佐藤 IRにはNO
・稲垣 IRにはNO

②物価高対策として、配るのはお金orモノ

♠吉村 消費税を減税、使途が明確になるので現物給付するべき
♣吉野 お金もモノもダメ、消費税を0%にする、選挙前に「配る」のはギリギリですよね
♥谷口 私の周りでもありがたいと言っている、現物支給よりも現金の方が助かる、選挙前に配るのはいい感じしない
♦辰巳 消費税を減税は特効薬と思う、大阪府内は実質賃金が下がっている
♠ANS吉村 10年前の失業率は6%以上だったが今は2~3%、現物支給などのタイミングは予算の関係もあってこのタイミングになっている
♥谷口 ものづくりとかで稼げるようにならないといけない
・三澤 現金支給だと貯蓄に回ってしまうというのもあると思いますが
♥谷口 困った時のために置いとくというのもアリだと思います
♠吉村 現金支給は遊興費などに使われる可能性もある
♦辰巳 医療従事者へのクオカードの支給は何だったんですか
♠吉村 (クオカードは)税金ではなく基金から出したからです
・佐藤 現物支給にYES
・稲垣 現物支給にNO

③女性活躍で大阪を活性化、府議会にクオータ制(女性割当)を導入する

♣吉野 日本はもともと女性差別がない国、明治以降の西洋化により平等にしないといけなくなり女性が幸せでなくなった、男女は役割の異なる生き物なんです
♥谷口 明治憲法下では「女性は男性の所有物である」というのがあった、クリティカルマス(少数者の意見)35%を超えないと少数者(女性)意見は通らない
♦辰巳 議会のクオータ制の問題もあるけど、そもそもの選挙制度によって男性ばっかりになってしまうんですよ
♠吉村 府議会選挙の半分は女性候補者の予定
・佐藤 クオータ制にYES
・稲垣 クオータ制にNO

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