見出し画像

0216「シティといえば」

スーパーカップは川崎が勝ったが浦和との差はベンチが本気で勝ちに行ったかどうかだろうと思う。浦和はハーフタイムでの交代などお試し感が強かった。それにしても両チーム選手層が厚い。ACLではぜひ勝ち上がってほしい。今のレギュレーションでは決勝は西アジアと東アジアのチームが戦うはずなので決勝でJのチーム同士が戦うことはないがいつかJリーグのレベルが上がってACLのレギュレーションも変わって決勝がJリーグのチーム対決になると良い。UCLでは決勝でマドリードダービーやってるわけだから。

昨日の夜は仕事を終えて例のツイートに関する話をマスターとしにバーへ繰り出した。

ツイートにある通り世代によって結果は全然違う。特にマスターは90年代にイギリスに在住されていたので実際に目で見てスタジアムで体感された印象は雑誌で文字だけで見ていた自分の感覚とは全然違ってもちろんリアルで新鮮だ。その中で特に印象深かったのがキンクラーゼの話である。

シティといえばキンクラーゼ

マスター曰くキンクラーゼがプレミアリーグに来たときは衝撃的だったと。YouTubeにプレー集があるので見てみたら確かに上手い。天才肌の選手でムラっ気があったようだが、それを差し置いてもプレミアリーグでこのプレーを貫けるのは凄いことだ。左足にこだわったボールの持ち方をするが、絶対に相手に取られない自信のあるボールの晒し方で釣られて来たDFを次々振り切って行く。切り返しは深く、しかもその切り返しのあとのタッチが素早いので二人目もすぐ外されてしまう。一見視線がずっと下がっているように見えるがポイントポイントでルックアップしてラストパスも通せる。

Twitterを見ていると今回の「○○のクラブといえば誰!?」をやっている人は多いがキンクラーゼをあげている人は検索しても見つからない(見つかったらそれはマスターだ)。というのもキンクラーゼがシティに在籍していた当時プレミアリーグは日本で視聴する機会はほとんどなかったと言い、あったとしても当時のビッグ4に限られていたのでシティの試合の放送はほぼなかったのだろう。

こうしてインターネットを通じて世界中の映像が見られるようになった今、キンクラーゼのような日本人があまり知らない伝説の選手たちにフォーカスしたコンテンツがあっても良いのではないかと思う。彼を知らないのは結構損失と思うレベルでずっとプレー集を見てしまった。

この話の流れで当時リバプールやマンUの選手たちが公式ソング(?)を歌っていた話とか、如何にカントナがカリスマ性を持った存在としてピッチで観衆の目を集め、スタジアムの雰囲気を作っていたかとか、現地で実際に見ていた方ならではの話を聞かせていただいたがその辺の話はまた今度。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?