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【ゲートルーラー】4/18秋葉原ミニGP優勝デッキ解説(1/3)概要・カウンター

初めましてアイカワです。

ゲートルーラーのミニGPも2回優勝できましたので、1回はまぐれでも2回ならまぁ…ということで、そろそろnoteでも書いてみようと思いました。完全に自己満足です、ハイ。クソ長くなりそうだったので、3分割でお届け予定です。

※文中の確率の雑計算は私が普段利用している参考値です。本当に雑なの自覚しているんであまり気にしないでください。正確には分母が減ったり2枚目以降は組み合わせとかは一応知ってますんで…

今回のデッキはこちら!

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赤桃GSです!(バカの一つ覚え)

ただ、こちらはGS(グッドスタッフ)というベースこそ中野ミニGPと同じですが、コンセプトは大分違ったものとなりました。中野公式大会でVer.1(2回戦優勝)、もぎせん5でVer.2(マッチ2-2、勝敗数7-5)を作成し、今回はVer.3です。

中野ミニGPではナーフ前バックパッカーと火力コンボ+2コスバニラ中心のグッドスタッフ+新弾優良カウンター+新弾優良守備0コスト+剛力招来(!)という構成で、バックパッカーの安定感、GSおよび火力により、高STKアベレージおよびボードアドバンテージを取ることを目的としたデッキでした。
一方今回は前評判通りのダルマ(+猫)隆盛およびガン伏せ流行により、相手のリソースを絞ることが勝利につながると考えました。その考えをベースに意識したのは以下の点です。

『1.カウンターは妥協しない』
『2.セットカードを中心に色々デストロイできるようにする』
『3.防御系イベントを極力減らす』
『4.勝ち筋を明確にする』

そしてもぎせん5を経て『5.ダルマ・お岩さん・ダニーといったHP5の対策をする』が加わりVer.3が完成となりました。1と4は現状のゲートルーラーでは常に、5は特に2弾環境で有効なマインドかな、と個人的には思います。それぞれ解説していきます。

『1.カウンターは妥協しない』

もぎせん主催者あーちゃんさん等のnoteをご覧の皆さんであれば周知のことかもしれませんが、アプレンティスの場合、毎ターン2のドライブ枚数よりもダメージゾーンへ行くカードの枚数の方が多いです。そのため当然、およそ1/3(CNT16/DCK50)でめくれるカウンターのバリューが勝負を決めると言っても過言ではありません。そんな中、今回最初に選んだカウンターはこちら

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三仙姑です!
今回のセットカード破壊のコンセプトにバッチリ合うカウンター!3/3/1の生き物!しかも立っていれば特殊召喚を封じることができる!(ODエナジーレストは知らん、2番目に書いてあるから次女のゴミ能力かな)。立つ確率は一試合当たり1に届かないと思いますが、いざ立つとエブクラ、深淵、創生(ラグドールの特殊召喚含む!)、スパモンのラーメンなどなどをメタり、腐る場面が少なすぎます。スタッツも優秀で、ルーラーと合わせればスパモンを取れる、呼ぶアブクリに取られないなど、現環境に最も刺さるカードだと思っています。文句なしの4投!
雑計算 ダメージゾーン4/50*16回(ライフ12+カウンター4回想定)= 64/50  = CNT 1.3回/試合 ドライブ4/50*10回(5ターン想定) = 40/50 = DRV 0.8回/試合

お次はこちら

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ご存じZAPZAPZAP!です!
中野ミニGPで優勝した時、進藤さんに「一番強かったカードは何ですか?」と聞かれて「(間髪入れず)ZAPです!」と思わず答えてしまうぐらい、2弾環境でもその圧倒的な盤面制圧力は健在です。伏せてよし、カウンターしてよしのカード。スパモンが取れないのとコストくらいしか弱点は見当たりませんね。迷わず4投!
雑計算 ダメージゾーン4/50*16回(ライフ12+カウンター4回想定)+ ドライブ4/50*10回(5ターン想定) = 104/50 = CNT&DRV 2回/試合

お次はレジェンドの2枚

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レジェンドは2弾初期から変わらず、鬼ノ宮鋼牙と空飛ぶスパゲッティ・モンスターです!
鬼ノ宮はご存じ、好きなカウンターを選んで連鎖させたり、ラストダメージの時はドライブ先を選べるなど万能のチートカード。
スパモンはカウンターではありませんが、17番目のカウンターと言わんばかりにダメージから出てくるわ、セット時はルーラーアタックを無効にすることもある超有能な壁。
赤桃のレジェンドはほぼこの二者に決まりかと思います。オーマイガーに若干目があるぐらいでしょうか。もちろんコンセプト次第で変わりますが。仮に脳死で積んでも十二分に働いてくれる強力なレジェンド達です。脳死で採用!(結局脳死やん)
雑計算 ダメージゾーン1/50*16回(ライフ12+カウンター4回想定)= 16/50 = CNT 0.3回/試合 ドライブ1/50*10回(5ターン想定) = 10/50 DRV 0.2回/試合

お次はこちら

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0コスカウンター界の超新星、スペース・ケイブです!
パンジャン入道のルーラーレストで沸いた2弾直前でしたが、蓋を開けてみれば、よりとんでもないカードが実装されていました。それがこのスペース・ケイブ。カウンターはパンジャンと天の川ガールの上位互換。素引きしてもルーラーダメージを2軽減。0コストのくせに腐る場面がほとんどありません(エーテルをガン引きした時くらい)。文句なしの4投!と言いたいところですが、後述の天魔覆滅を刺すために3枚採用となりました。
雑計算 ダメージゾーン3/50*16回(ライフ12+カウンター4回想定)= 48/50 = CNT 1回/試合 ドライブ3/50*10回(5ターン想定) = 30/50 DRV 0.6回/試合

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方違えさん!方違えさんじゃないですか、やだー
え?別人?僕は天魔覆滅で0コストですって?ちょっと何言ってるか分かりませんね。何て言うか0コスでルーラーorユニットダメージ0とか強すぎです。ただ思い出していただきたい、私は「カウンターは妥協しない」と言ったことを。素引きすれば強いです。コスト圧迫しないとか馬鹿だと思います。でもカウンターは墓地に置くなんです。タタリの次に弱いんです。ただ0にしてしまうとコンバットトリックができない&全く警戒されないと辛いため、お守り代わりに1枚採用です。素引きは天魔に軍配、カウンターはケイブに軍配といった感じですね。今回はカウンターでめくれる方が確率的に高いこととどちらに転んでも腐らないケイブを3、素引きしか強くない天魔を1としました。これはコンセプト次第で全然変わると思います。
雑計算 ダメージゾーン1/50*16回(ライフ12+カウンター4回想定)= 16/50 = CNT 0.3回/試合 ドライブ1/50*10回(5ターン想定) = 10/50 DRV 0.2回/試合

お次もピン採用のこちら!

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我らがマーメイド、雫姫です!
雫姫は採用枚数が一番変化したカードでもありました。Ver.1は2枚、Ver.2は3枚、そしてVer.3は1枚となりました。唯一の墓地デスカードとしてエブクラ・深淵・創生・イノベーター・シュレ猫・スパモンに刺さる強カードです。墓地から悪さするカードが増える中、早くから注目していたカードですが、実際は中々使いずらいです。タイミングと相手を選びすぎることが一番の難点。また生きているだけで偉い、とはよく言ったものですが、言うても見た目通り中々に細い…。
今回ピン採用の決め手となったのは、素引き・カウンター両方で同じ能力を出せるため、一戦における発動率を高めに見積もれること(ダメージ・ドライブ合計試行回数で見れる)、鋼牙でサーチできることなどがあったからです。まぁ一回出て刺さればラッキーと言ったところです(でも刺さればとても強い)。ピンでも、いやピンだからこそ今回役に立った、そう思います。<雑計算 ダメージゾーン1/50*16回(ライフ12+カウンター4回想定) + ドライブ1/50*10回(5ターン想定) = 26/50 = CNT&DRV 0.5回/試合

お次でカウンター最後です

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必殺!ダイジン斬!!(相手は死ぬ)

御影のセットカード版、ダイジン斬。こちらはVer.3で初採用となりました。こちらの採用経緯にはちょっとした前段があり、もぎせんとは別に「もぎもぎせん」というもぎせんメンバーによるBO1スイスドロー対戦会がありました。

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その際に上記のような脳筋高STKアグロデッキ(タタリなしで総STK95!)を半分ノリで投入して、センター割の強さについて知見を得ておりました。ましてやスパモン全盛の環境下でこれほど刺さるカードも無いかと思います。では生物の御影でなく何故ダイジン斬なのかと言うと、「素引きした時にセットしてタイミングを選べるから」です。これは上記デッキを回した際に到達した結論です。当初は生物の御影の方が強いやろ、どう考えても、ってなってたんですが、蓋を開けて見るとタイミングを全く選べない御影は結構スカるんです。もちろんカウンターでめくれればダイジン斬もタイミングを選べませんが、素引きしてくれば、割られない限り最適なタイミングで投入できます。これがめちゃくちゃ強かった。通したい時に通してしっかりダメージを稼ぐ、というシンプルだけど強いムーブがこれにより可能になりました。私のデッキはSTK3が6体、STK2が9体も居るので更に効果は抜群です。2枚採用については、守備札で割りたいのはスパモン+@のみであり、本当に潰したいダルマ等はサイドに居るため、一戦に一度出れば良いぐらいの塩梅で採用しました。コストやCTN枠は貴重ですからね。
雑計算 ダメージゾーン2/50*16回(ライフ12+カウンター4回想定)+ ドライブ2/50*10回(5ターン想定) = 52/50 = 1回/試合

以上がアイカワの選んだ妥協しないカウンター+@でした!妥協しない割にコストが言うほどかさばって無いところも推しポイントです(CNTコスト21)。ここまでお読みいただきありがとうございました!パート2と3に続きます。多分。宜しければまたお付き合いください。


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