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ふたつでひとつのポッシビリティ

画面のある板のようなものを指で擦って、どこへ向かえばいいのか?と安心を探し、不安ばかりを拾ってしまう始末。そんな端末。正にお粗末な結末。

間違ってるね。そこに安心はないぞよ!と、頭にとまった黒い鳥。

彼女の髪が「くの字」曲がって自分の手がそこで擦っている光る板、この痛々しい風景描いているのもまた別の板の上。高速のスクラッチに乗せる言葉は期待混じり。見つけた答えは砂混じり。創造の空から落ちてくる千のナイフ!俺たちまだこの板の上?カミのまな板、NO WAY?

どこにいってもいつもここにいる不思議。目の前にあるのはいつも今。今できることは息を吸って吐く自由。落ち着かなさを落ち着かないままにする自由。それがフリーダム。ダムのない自然、それも文字通りフリーダム。

安心はその自由のなかだぞよ、とビートにのった黒い鳥。
安心と不安はふたつでひとつ。それを知っていることが安心だぞよと。

それを伝える役目がお前の自由。
これを読むことになった人の自由。
この自由を惜しげなくふるまう自由。

それが、片方だけに囚われてしまっている人への思いやり、温かみ、人臭さ。草〜




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