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デザインと祈り(田舎っぺ調)

神さまは虹を出したり、嵐を起こしたり、花を咲かせたり、雪を降らせたり、ほんと、すんげぇな~。

おいらも花咲かじぃさんになりてぇなぁ。けんど、おいらぁ木を彫ることができる。木を彫ってお皿さ作ったり、さじさ、作ったりできるど。どうですか?神さま、羨ましいと思いませんか?

おいらはこんなお皿さあったら、いいかな、あんた、うれしいかな?こんなさじさあったら、あんた使うかさ?って思って作る。こんなこと、神さま、できますか?神さまはおいらのこと羨ましいと思いませんか?

だれだっけかさ、だれか言ってたな、こんなことやったり、こんなもの作ったりしたら、喜んでもらえるかな?って想像すること、それが「祈り」だ!ってよ。

ってこたー、作る前の一番最初にやる、作るモノを想像すること、形を決めたりすることが祈りだってことか?ほんとか?

そういえば、家具作りの勉強をしてるっていうおねぇちゃんが「私は行程の中で、最後の塗装の作業が一番好きです♥️、おじさんは?」と聞いてきた、「ん~、おらぁ、作る前の形や大きさを考えながら、図案かいてるときが一番幸せだなぁ~♥️」と返したの、そしたら、いつも、なんか、聞いたことに対してちょっと答えずれてますね。って、そっかな~?

想像することが祈りと繋がっている。確かに想像は祈りに近いかも。

「すんげぇ、ええもんが、作れますようにぃ~」合掌。

想像とスケッチの繰り返しから、少しずつ、ハッキリとしたイメージが現れてきて色形が決まる。デザインが決まれば、あとは、ちょうどいい材料選んで、作り方も決まってくる、そんな流れだ。

段取り半分、その半分が想像だ、祈りだ。最後の塗装はお化粧みてぇなもんか?塗装もまったく面白れぇけどな。

「祈り」って、起こることが難しい、だども、いいことが起きて欲しいって感じだろ。

納得いくまで想像すりゃ~、一枚のお皿は、この世に、デナーのときに使えるモンとしてほんとうにあらわれる。想像しねぇんじゃ、な~んにも作れねぇ。

おら神さまにもできねぇことができる!神さまはお皿、つくらなねぇし、神さまは祈らねぇ。神さまはもっと上にいる。もっと上におはします。そこから、おいらの想像がモノになる、祈りが通じる場をちゃんと用意してくれている。材料も道具も時間も全部だ。やっぱり、神さまってすんげぇな~。サンキュー神さま。涙

起こり難いこと、あり得ることが難しいこと。それが「あり がたい」ってことか。この世には「ありがとう」で溢れてるじゃねぇか!やっぱり、毎日はタマゲタ奇跡の連続だ。こりゃ参ったな~。合掌 涙

民謡を聴いていたら、主語を「おいら」にしたくなりました。粗っぽくても、温度のあることばを使えば、もっと伝わるかも?っていうか、僕でも、私でも、俺!でもなんか違和感があります。なので、はじめてどこの田舎か?田舎っぺ調で書いてみました。(^o^)

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