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【IVRy入社エントリ】それでも楽しく働きたくてIVRyを選んだ

はじめまして!マーケターの櫻井です。
この度IVRyに83番目の社員としてジョインすることになりました。

前職は株式会社エウレカでPairsのマーケターとして働いており、BtoCからBtoBのマーケターへジョブチェンジすることになります。

社会人を10年以上やってきて初めて入社エントリを書く機会を頂いたので、自分のパーソナリティや今までのキャリアを紹介しつつ、こんな奴もIVRyにいるんだぞという点をお伝え出来ればと考えてます。(できればいい意味で伝わってほしい)

それでは宜しくお願い致します。


就活時代の話

いきなり何だと思うかもしれません。
私は2011年に社会人生活をスタートさせたのですが、ちょうど同時期、私が高校生のころに業績が絶好調だったメーカーが、リーマンショックや大規模投資の失敗、海外企業との価格競争に敗れて経営が大きく悪化しました。(今は海外企業の傘下になっているあの企業です。)

それまでのほほんと生きてきた自分にとって、世間から勝ち組と思われていた企業も明日には潰れるリスクがある(安定した経営は担保されていない)ということを思い知らされた出来事です。

加えて当時はリーマンショックの影響が色濃く残っており、企業の採用活動の委縮もあって就職にとても苦労しました。自身の力不足によるところも大きいのですが、内定したのは卒業の1か月前です。

内定が出ず陰鬱な精神状態が続くと自分は社会不適合者なのではないかと思うようになります。内定をもらった後もホッとしたというより、自分が40年生き残っていけるのかの不安のほうが大きく、ましてや楽しく働くなんて価値観は全く持っていませんでした

簡単な経歴

スタートアップのWeb広告代理店
    ↓
河合塾系のグループ会社
    ↓
大手声優事務所の養成所職員
    ↓
トランスコスモス株式会社
    ↓
株式会社エウレカ

で、そんな具合で社会に飛び込んだ私がキャリアに不安を覚える度に転職を繰り返した結果、上のような全く統一性の無いキャリアが出来上がったわけです。一般的な転職市場では評価されない(採用担当にとってリスク)ので参考にしないでください。

それぞれに個別の背景があるので語りきれませんが、会社が嫌いになってやめたということは殆どなかったです。
現在は当時ほど景気が悪いわけでも、社会が閉塞しているわけでもないですし、辞めた会社は全て健全に生き残ってるので、リスクの方向が会社というよりは自分に向いていて、就活当時の経験が尾を引いて自分自身が変化していないことに対する危機感に近い感覚だったのかなと思っています。

不安の90%は予期不安と言われているので、もっと楽観的に構えても良かったんじゃないかなと自分でも思うぐらいですが、これはもう性格なので仕方ありません。

何が言いたいかと言うと、つまらないとか楽しいとか、そういう感覚や視点で転職してこなかったということです。

IVRyとの出会い

ちょうど前職で自分自身に停滞を感じていて転職活動をちょこちょことやっていた時期に、Wantedlyを通じて泉山さんからスカウトが来たのがきっかけです。
ちなみに、泉山さんは私が前職で関わっていたPairsで結婚されていて、スカウト時のアイスブレイクでそのことを書いてくださってたことも印象的でした。(話が逸れますが、Pairsは本当に良いプロダクトなのでパートナーを探しているは是非ご利用ください!)

Pairsで運命のお相手を見つけた泉山さん

そもそもIVRyとは
IVRyは電話自動応答のサービスを、中小企業や個人商店でも導入できるほどの安価な価格で提供しています。
クレジットカード会社等で導入されている「〇〇の要件の方は1を△△の要件の方は2を押してください」のアレです。(フルスクラッチで導入すると数百万〜かかるらしいです)
得られる便益としては分かりやすく、自動応答が出るべき電話とそうではないものを振り分けてくれるので、電話にかかる工数を削減し本来の業務に集中することが出来ます

正直な話、事業自体に対する興味は当時「無」だったのですが、採用サイトを見て衝撃を受けたのを覚えています。

(当時)設立して5年も経っていない、社員も60人前後ぐらいの規模で、これだけ働いている人たちの顔が見えて、代表や社員が事業の未来を語れる会社は見たことがありませんでした。

また、IVRyのビジョンである「Work is Fun」を実現するための仕組みが組織設計に落とし込まれて、現実に運用されています。
繰り返しますがこれが設立5年未満のスタートアップに組み込まれて運用されているのは凄いことです。マジでこんなエントリ読んでる暇があったら上のIVRyの採用サイトと下の代表の記事を読みに行くべきです。

特に「Work is Fun」を実現するための仕組みが組織設計に落とし込まれて、現実に運用されているという点は、前述で繰り返し述べていた通り、楽しく働くという感覚で仕事に向き合う機会が少なかった自分にとても刺さりました。

カジュアル面談や選考、オープンデーへの参加を経て、前職に近いノリや風通しの良いカルチャーを感じるうちに事業にも興味が芽生え、気付いたら入社を決めていました。
IVRyは人材ブラックホールだと巷の一部でまことしやかに囁かれているそうですが私が入社した後も「なんでこんなスゴい人が採れるの?」ってぐらい優秀な人達がバンバン入社しています。凄い。

toCマーケター視点での面白さ

サービスとしてのアイブリー(会社名と分けるためにカタカナ表記します)は事業者側の工数削減や省人化、無人化の文脈で語られることが多いですが、前職でBtoCをやってきた私は、アイブリーはまさに消費者の体験を変える新しいサービスだと感じています。

現在は自動応答式のいわゆるボタンプッシュ式がメインですが、近い将来は自然言語処理を用いてAIを相手に店舗の予約や変更・キャンセル、契約内容の確認や変更が出来たり、営業時間や各種問い合わせをAIとの自然言語での対話で完結できるようになります。しかも相手がAIなので扱う言語問わずです。

事業者側の工数削減を目指す代わりに消費者のUXを損ねるトレードオフ的なものではなく、アイブリーは事業者、消費者の電話体験を良い方向でアップグレードさせることができるサービスだと確信しています。
ホームページでちまちま探すよりもパッと電話で聞いたほうが体験としては手っ取り早いじゃないですか。

また、幸いなことにアイブリーは、いわゆるエンタープライズ(大企業)だけの為のサービスではなく、本当に近所のパン屋さんでも導入できるサービスです。

導入するのは店舗、利用するのは消費者という構図はPayPayなどの決済系サービスにも似ていると思っていて、ゆえに消費者のサービスに対する認知や寛容度が事業者の導入ハードルを下げるという意味でも、マーケティングの幅も狙いや打ち手によってはtoBに限定されず、toCマーケと遜色ないほどに比較的広く採用できるんじゃないかなと思ってます。

私はIVRyでも主にデジタルアドを担当していますが、人が足りないのでマジで助けて欲しいです。(切実)

実際に入社してみて

めっちゃ忙しいです。笑
今のところ、楽しいぞ!と感じる余裕がないぐらい忙しいというのが正直なところです。ひぇ〜。
会社がもの凄いスピードで成長しているため、入社したばかりの人たちもインプットとアウトプットを同時にやっていかないと、会社の成長スピードに追いつけません。

つい最近まで20〜30人の会社だったわけですからマーケの部署にはオンボードプログラム的なものはほぼ存在せず(放棄しているわけではないです by泉山さん)、ある程度は自分でキャッチアップしていく必要があります。

ただ、IVRyにはask‐anythingというマジで本当にいつでも何でも聞いて良いSlackチャンネルが存在するぐらい、コミュニケーションの心理的安全性が担保されているので、「こんなこと聞いて良いのかな…?」的な迷いは殆どありません。

出社が強制されているわけではありませんが、オフィスでコラボレーションすることが好きなメンバーが多いので、隣に座ってる同じチームのメンバーに気軽に聞けるという環境も作りやすいのではないかなと思っています。

ちなみに誤解されるといけないので補足しておくと、IVRy社員としてのオンボードはちゃんとありますのでご安心を!

楽しく働く

スタートアップというと人も組織もサービスもめまぐるしく変化し、労働基盤も未整備な、いわゆる常にカオスな環境で働くというイメージをされる方が多いと思うし、実際大企業と比べればそうだと思います。

そこで働く社員は、そのカオスな環境が大好物でカオスであればあるほど脳汁が出ちゃう変態が多いというイメージを持っている人もいると思うのですが、誤解を恐れず言うのであれば、これも実際にそうだしIVRyもそうです。変態が多いってネガキャンかなと思ったのですが、公開されてる入社エントリ読めばバレるし別にいいかなと。

で、私もそうかというと、前段の文章を読んで頂ければお分かりの通りそんなことはなく、私は変化していくことを「楽しい」と捉えるタイプではなく、変化しないことを「リスク」と捉えるタイプです。

それでも、楽しく働きたいからIVRyを選びました。

IVRyは「チャレンジ」ができる環境です。
今時どの会社の採用サイトでも乱用され、ある種陳腐化している単語ですが、私なりにチャレンジをもう少し具体的に定義すると

スキルや経験が追いついていない、情報が不十分な状態で困難に挑むこと。

だと考えています。

そういった場合、一定の失敗は前提としなければなりませんが、表面上はチャレンジを推奨し謳っていながらも、一方で失敗を許容できない会社や組織は案外多いと感じています。

以上を踏まえてIVRyは「チャレンジ」ができる環境です。
そもそも代表が言及しているように、組織自体がトライアンドエラーを前提としたエコスキームになっています。

IVRyのエコスキーム

また、スタートアップでは意外なことに私と同世代かそれ以上の昭和世代も一定数多く在籍しており、そんな彼らもスタートアップのカオスな環境と日々向き合って、果敢にチャレンジをしています。

このチャレンジを楽しめれば困難な社会でも生き残っていける。何とかなる。そんな気概を感じるし、私もそう在りたいと思ったからIVRyを選びました

終わりに

マーケティングメンバーが足りません!
また、マーケティングに限定せずIVRyでは一緒に働く仲間を募集しています。アイブリーの社会実装を一緒に加速させませんか?
もしサービスや会社に興味があれば、カジュアル面談からでも全然OKですので気軽にお声掛けください!

また、IVRyではOffice Open Dayという社外の方々も参加いただける交流の場も月イチで設けています。会社の雰囲気を知りたい方、業種問わず色んな人とコミュニケーションを取ってみたい方は是非参加をご検討ください!

皆さんとお会いできることを心から楽しみにしています。

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