FOUNDER チャレンジ#3『エブリカラーデイズ(同)』
新型コロナウイルスに関係する内容の可能性がある記事です。
新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として厚生労働省首相官邸のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。またコロナワクチンに関する情報は首相官邸のウェブサイトをご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。
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FOUNDER チャレンジ#3『エブリカラーデイズ(同)』

 新型コロナウイルスとの戦いは、激変するビジネス環境に適応していく自分自身との戦いでもあります。
 この状況下で、創業者達はどのように戦い抜いていくのか?

 創業者のお話を通じて、この困難な状況を乗り越えていくヒントやエッセンスを皆様とシェアするため、今回は、ヘアケア商品の企画および販売を行っている『エブリカラーデイズ合同会社』共同代表の山口さんにお話を伺いました。

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Q1. 事業概要を教えてください

 自社の毛髪診断士(弊社共同代表 鈴木大地)が開発する高級美容サロンのハイクオリティー商品と個別カウンセリングサービスをエンドユーザーに提供する事業を行っています。

 市場性の高い「ヘアカラー」に特化したケア商品を販売する業界初の専門店として、2019年3月に創業しました。
 現在は、理美容サロンのリアル店舗販売+ECの2つのチャネルで展開をしています。

 理美容サロンには、Withコロナ時代を生き抜くための新システムやサービスを提供し、情報交換の場としてONLINEオーナーサロンを主催しています。

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Q2. 新型コロナの感染拡大前後を比べて、どのような影響がありましたか?

 外出自粛と3蜜を避けるために、理美容サロンの来店者が激減しました。ほとんどの店舗が休業や時短営業に追い込まれ、2020年3月から受注予定であった大口の新規顧客の発注が凍結になり、その他の既存のお得意先からの受注も激減しました。

 商品が出来上がって、理美容サロンのリアル店舗販売を中心に売上が少しずつ立ち始めたのが2019年10月でした。そこから、理美容サロンの売上を通販事業の広告費に回して売上を拡大していく予定でありましたが、ダブルで売上が立たなくなり、非常に厳しい状態が続いています。

 2020年5月中旬から少しずつ理美容サロンに動きが出始め、6月に入ってからは客足が戻ってきて、消毒と3蜜を避けながらの営業を再開されるようになりました。それに伴い、これまで様子見をしていた新規の顧客からも受注が始まりました。

 ただ、北関東などの郊外で展開する地域密着型の小規模サロンからの注文は比較的安定してきていますが、都心で店舗展開している大手サロンは打撃が大きかったようで、仕入面でとても慎重な状況が続いています。

Q3. 新型コロナの影響による経済環境の悪化に負けないための対策アクションを教えてください

 理美容サロンがwithコロナ時代を生き抜けるようサポートするため、次の活動をしています。

①非接触型ビジネスモデルの提供
 弊社では、下図のように、お客様が来店しなくても、理美容サロンがホームケア商品で毎月安定的に売上を確保でき、お客様とつながっていられる「店販+通販+アフィリエイトシステム」を提供しています。

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 新しい生活様式が提示されているように、新型コロナをきっかけに、お客様の理美容サロンへの来店目的や来店頻度が変わってきています。

 お客様は、自粛期間中に理美容サロンに行けず、自粛期間が終わっても行くのを怖がっている状況です。
 理美容サロンに行けない状況下では、毎月染めるの止めたり、髪が伸びても縛ることで気にならなくしたり、洋服も着心地が良く、家で洗濯できるもので済んだり、メイクもしなくなったりなど、女性の身なりの考え方が変わってきている印象です。

 でも、お客様は、本当は綺麗になりたいし、1日家で仕事するにしても、綺麗になることでモチベーションも上がります。

 理美容サロンとしては、お客様が来店しないと収入が減るので困りますが、今までとは違うやり方をすれば、非接触型でもお客様の綺麗をサポートすることはできます。

 弊社は、その非接触型でもお客様の綺麗をサポートでき、それを収入につなげる仕組みを提供しています。

②毛髪診断士による通販客向けパーソナルカウンセリング(無料)
 弊社は、ヘアカラーケア商品メーカーですが、顔の見えない関係ではなくて、お客様一人ひとりの髪のお悩みに応える会社です。

 理美容サロンに行けなかったり、行く回数が減ってホームケアが必要なお客様が抱える、頭皮がベタベタしちゃったりかゆくなっちゃう、髪が広がっちゃう、ドライヤーの掛け方が分からないなど、髪のお悩みにプロがお応えするパーソナルカウンセリングサービスを提供しています。

③「ONLINEライティングセミナー」の開催
 理美容サロンがSNSやブログを活用して、既存顧客とつながったり、潜在顧客に対しても情報発信することで、店外コミュニケーションでもお客様との絆を作る力を身につけるセミナーを開催し始めました。

 理美容サロンの中には、やりたいけど時間がなくて取り組めてなかったり、やり方が分からない所もまだ多いです。新型コロナの影響もあって、案内すると多くの参加希望を頂いている状況です。

④「ONLINEオーナーサロン」の開催
 withコロナ時代に適応すべく、成功事例等を共有するサロンオーナーの情報交換の場として、ONLINEオーナーサロンを開催し始めました。

 弊社は、数多くの理美容サロンネットワークを有していますので、各店の独創的な取り組みの情報が集まってきます。理美容サロンの皆様と共に、withコロナ時代に適応し、共存共栄を図ることが弊社だからこそできる使命だと思い、取り組んでいます。

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Q4. 新型コロナ関連の支援施策を活用されましたか?

①小規模事業者持続化補助金(コロナ特別対応型第3回締切)
 より一層、お客様の髪のお悩みに応える体制を整えつつ、自社で蓄積したノウハウを理美容サロンと共有することで共存共栄を更に図るべく、動画を活用した取り組みにチャレンジしようと申請準備を進めています。

(参考)持続化給付金
 本制度の活用も検討しましたが、弊社は2019年3月創業で、商品開発を経て、売上が少しずつ立ち始めたのが2019年10月です。

 営業活動に励み、「これからだ!」という時に新型コロナによる影響を大きく受けた一方で、2019年の平均月商(開発期間含む)と比べると、2020年の各月売上は微々たるものですが増えている格好です。ですので、売上減少要件を満たさず、活用できない状況です。

 売上が増えているとは言え、採算ラインに乗せるにはまだまだ販売数を増やす必要がありますので、厳しい状況が続いています。

Q5. 対策アクションや支援施策の活用をされて、現状はどのような状況ですか?

 補助金活用はこれからですが、上述した①~④の対策アクションに取り組むことで、次のような進展が出てきています。

①非接触型ビジネスモデルの提供
 弊社が提供する「店販+通販+アフィリエイトシステム」は、理美容サロンにとって非接触型で安定的に月々利益を得られる方法ですし、お客様にとっても自宅にいながら綺麗を保てる方法なので、興味をもって導入してくれる理美容サロンが少しずつ増えてきています。

②毛髪診断士による通販客向けパーソナルカウンセリング(無料)
 これまでは、メール対応だったのですが、面と向かってのメール相談は心理的ハードルが高いようです。LINEなどのコミュニケーションアプリを活用する方がお客様も相談しやすいと思いますので、対応できるよう考えている所です。

③「ONLINEライティングセミナー」の開催
 オンラインセミナーに取り組む中で、
◆参加したいが、オンラインシステムの操作方法が分からない
◆参加できたものの、緊張してて何を話したか分からない
という、そもそもオンラインシステム活用が苦手な理美容サロンがいらっしゃることが分かりました。

 そのため、店舗の営業終了後に講習会のような形で、スタッフの皆様の前で行うオフライン開催の要望が多い状況です。

 そこで、新型コロナの感染拡大防止に努めながらですが、まずは店舗内開催を重点的に取り組みつつ、理美容サロンの皆様と共にオンラインシステムのリテラシーを高めることに努めようと考えています。

 そして、企画内容も充実化していきつつ、オンライン開催につなげていきたいと思います。

④「ONLINEオーナーサロン」の開催
 本オンラインサロンでは、住宅地にある個人サロンを事例として紹介しました。
 その理美容サロンは、新型コロナの影響で売上が激減した中でも、非常にスピード感をもって、非接触型でできるサービスを考えて実行されています。

 その1つが、プリペイドシステムを導入し、一定額以上をプリペイドしてくれたお客様に特典を進呈するサービスです。
 例えば、弊社商品である「ZEROカラーケアフォーム」を特典としてお客様にプレゼントされていました。その他、海外のお酒やお菓子など、日本で手に入れられないユニークな商品を特典としてプレゼントされています。

 また、弊社の毛髪診断士によるオンラインカウンセリングも特典として提供しました。普段、なかなか話す機会のないメーカーの人間かつ毛髪診断士と話せたことは、とてもワクワクしたし、楽しかったと好評でした。他のお客様も利用したいと広がりが出てきています。

 事例サロンでは、新たにLINEを通じたお客様とのコミュニケーションにも取り組み始めました。事前カウンセリングをLINEで済ませつつ、プリペイドを活用することで、次の予約や会計時間が節約でき、店舗運営の効率が高まっています。お客様にとっては、手ぶらで来店して、特典を持ち帰ることができます。

 このように、事例サロンでは、次から次へといろいろなアイデアで、来店してもらう楽しみやお得感を提供すべく、趣向を凝らしていらっしゃいます。他の参加者は、これらを企画して実行したスピード感に驚いていました。

 なお、事例サロンは、駅から少し離れている住宅地にあるサロンです。近くにドラッグストアなどの小売店があるため、ちょっとした買い物もできます。駅前にも大きなショッピングセンターがあるのですが、お客様はそういう人が集まる所に行かず、近所で済ます傾向になっているようです。

 事例サロンは小規模なため、貸し切り状態にしており、安心して行きやすくしていました。そのため、どうせ毎月行っているし、長い目で同じ金額を払うなら特典で得した気分になるので、プリペイドサービスを上手く活かした好事例だと思います。

 弊社にとっても、弊社商品をプレゼントしてもらうことで、お客様に知ってもらえる上、ホームケアでも使ってもらえれば、通販+アフィリエイトサービスにもつなげやすくなります。

 そういうwithコロナ時代を生き抜くヒントやエッセンスをより多くの理美容サロンと共有できるよう、今後も継続していこうと思います。

Q6. 新型コロナの影響が落ち着いたら、どのようなことに取り組んでいきたいですか?

 次の3点の取り組みを通じて、お客様のヘアカラーに関する髪の悩みを解決していきます。
①理美容サロンへの営業活動を強化して取扱店を増やし、理美容師を通じて一般顧客への商品の認知拡大を図ります
②SNSやSEO対策・広告出稿を増やして、オンライン上での集客力を高めます
③売上高が安定してきたら新商品を発売して、お客様のヘアカラーケア環境の整備を進めます

【事業者情報】

社名:エブリカラーデイズ合同会社
代表者名:山口かをる、鈴木大地
住所:東京都品川区西五反田1262五反田サンハイツビルディング2階
TEL:03-6403-5396
メール:info@everycolordays.jp
HP:https://everycolordays.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/everycolordays
Instagram:https://www.instagram.com/everycolordays_daichi/



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