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次は終着・・・

車窓から見た日が沈みたての冬の田舎道、深く積もった雪道に街灯が、まばらに、その白さを際立てているように、輝く点として在った。ふと最近のことを考えると、ひとつ思い浮かんだことがある。何番煎じかわからない主張だが、創作家や芸術家といわれる類の人間たちというのは、他者からの印象に最も強く生かされている存在かもしれない。もちろん、俳人も例外ではない。その中で、創作家は常に多角的に聖人にも悪人にもなれる素質がある、なんて万能な人種だろうと感じた。俳人は十七音、歌人は三十一文字でそれが決まっていくなんて、尚更だ。

ああ、眠い。

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