⑥”終わってみるとそんなもんかってなる現象”


実家に帰り、毎年恒例の温泉旅行に行き、旅館のテレビで紅白やらお笑い特番やら駅伝やらを観ていたなあとおもっていたら、明けましておめでとうの賞味期限がそろそろ切れるぞ、ってところまで時間が経っていた。

うにゃあ、遥か先だと思ってたレポートたちもじりじり。。我らがあそぶんこうにも鉛筆を握らねばの時が来たみたい。。。。。

ということで現実逃避note、いきます。



最近、20年間生きてきて初めてのある経験をした。何をしたかが問題なのではないのだけれど、その存在は以前から知っていて、でも実際達成したその向こう側がどうなっているかはわからないし当然やったことがないからその難易度もわからずしかし何となく自分には到底できないだろうなっていう事柄。


ごちゃごちゃな説明は置いておいて、注目すべきは、いざやってみると本当にあっけなかったというところ。

やり遂げたらこんなんだろうなとか、遂げるにはあれとかそれとかいろんな困難を乗り越えなきゃなんだろうなとか想像膨らませていたけど、あっけなさすぎてもはや落胆した。こんなもんかよ。

そしてなんかその時、受験を連想した。初めての受験は高校受験で、いちおう地元では名のある学校を受けたのもあって、(あと両親がろくに勉強したことないおかげで私が受験というものの開拓者だったのもある)受験てなんちゅう困難や!って漠然とビビってた。知らないものだから、見えない何かが常に追いかけてきている感覚で、とにかく受かった人てか受けた人全員尊敬だわって思ってた。

でもいざ試験!ってなってみると本番はもちろんあっという間だし、んああああ終わったあって開放感で遊んでたらだんだん苦しかった諸々が薄れてきて、高校生活が始まって少しして、あの時のことを振り返ってみると、言うてあんなもんだったのかあってなってた。何にあんなに苦しんでたんだろうって。(まあ「もう一生受験なんてしねえ!!!!」とは言っていたけど)

この”終わってみるとそんなもんかってなる現象”は他のことにも当てはまって、大学受験も、今度こそ人生の一大事だ!って思ってたのに少し経って振り返ってみると「あったねえそんなこと〜〜」だし、留学もいざ迫ってくるとすんげえ緊張したしやばいどうなってしまううんや私はあ!って思ってたけど終わってみるともっといればよかったあ。。とか、ゆうてテストもいけるしただただ充実してただけだったやん、なんなら世界のどこへでも一人でいけるわ!くらいのテンションになってた。

この一連の経験から何が言えるかというと、何事も全貌を知ってみるのがとにかく大事ということ。とりあえずやってみて全行程踏んでみるとそのタイヘンの限界値が見えて、そんなもんねえ〜〜ってなる。

も一回やるとなったら過程から結末までワンパターンを知っているので、めっちゃ余裕が生まれる。例えば浪人生が強いのは、純粋に勉強時間が多いのもあるかもだけど、多分全貌が見えているのが最もでかいと、私はおもう。


「若くてなんでも出来るうちに色々やっとけよ〜〜」ってもう耳にできたタコも腐るほど聞いてきた言葉だけど、生きてく上で多方面に余裕を持てる為に、という意味では、まあ真理はついているな〜〜って感じた(なんか悔しいけど)



結局何言いたかったのかわかんなくなってきたな!終わるぞ!もう!



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