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施設清掃のニュー・ノーマル

今回はアフターコロナ時代に求められるであろう、新しい施設清掃の在り方についてお話しします。

5月25日に緊急事態宣言が解除されましたが、すべての施設が新型コロナウイルス感染リスクを抱えながら稼働をしている状況は変わっておらず、生活が完全に元に戻ったわけではありません。

施設清掃についても変化が出てきており、施設運営においては、これまで以上に高いレベルでの施設清潔度の維持が求められるのではないでしょうか。

しかしながら、清掃員は感染リスクが高く、また、感染後に重症化しやすい高齢の方の割合が多いこともあり、清掃人員の確保が難しく、その結果、施設清潔度を維持することが難しくなっている、というのが現状です。

これからの清掃業界に求められること

ソフトバンクロボティクスはこれまで、緊急事態宣言下においても止めることができない生活インフラ業種の清掃を支援するため、「生活インフラ業種と清掃員への緊急支援」と題し、Whizの無償提供と使節清潔度診断を実施してまいりました。

既に緊急事態宣言は解除されていますが、上に述べたように、コロナによって今後の施設清掃にはこれまで以上に高いクオリティが求められていくと思われます。アフターコロナ時代における、新しい清掃標準=清掃のニュー・ノーマルの構築が、施設清掃における喫緊の課題なのです。

施設清掃のニュー・ノーマル実現に向けて

このような状況を受け、本日より、生活インフラ業種以外にもWhizを無償提供する「コロナに負けるな!施設応援キャンペーン」を開始するとともに、「生活インフラ業種と清掃員への緊急支援」を延長いたします。

これまでの記事でご紹介したように、Whizを使えば、床面と空間を清浄にしつつ、少ない人員で人にしかできない清掃を行うことができ、これによって清掃クオリティ向上と感染リスク低減の両立が可能となります。

さらに現在、Whizの無償提供だけではなく、Whizの操作方法や活用方法が学べるトレーニングプログラムも実施しております。

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受講は無料、オンラインで学習でき、さらにトレーニング後のサポートも充実しておりますので、まずは以下ページをご確認いただければと思います。

Whizとトレーニングプログラムが、施設清掃のニュー・ノーマル実現の一助となることを願っています。

著者プロフィール

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張替 賢一
ソフトバンクロボティクス プロジェクト推進本部

AI清掃ロボット「Whiz」デプロイ(導入支援)チーム責任者。2016年にソフトバンクロボティクスに参画し、Pepper、NAO、RS26のアフターサービス企画、Pepperの医療業界展開の営業企画を経て、Whizチームへ異動。全国各地50以上の施設への導入支援対応を経験し、2020年度よりデプロイチームの責任者として従事。
常に前のめりに新しいことにチャレンジする姿勢で、前職では専門コンサルティング会社の起業を経験。