祈り  

こんにちは、皆さん。今日は「お祈り」という行為について考えてみたいと思います。

最近、朝の習慣として祈りから一日を始める人が増えているようです。では、この「お祈り」とは何でしょうか?なぜ人は祈るのでしょうか?

私自身、幼少期には平凡な家庭の中で仏壇に手を合わせる親の姿を見て育ちました。特に印象的だったのは、お腹が痛いと訴えると、祖母が神社からもらった和紙のような紙をちぎって私に与えながらお祈りしてくれたことです。小さな私にとって祈りは、身近なものでした。

だから私は大人たちの真似をして手を合わせていました。大人になるにつれて、祈る場面も増えてきました。試験に合格しますように、病気が良くなりますように、幸せになりますように、あの人と結ばれますように、世界が平和になりますように…。自分の幸せや誰かの幸せを願う中で、「祈り」は自分の気持ちを強く宣言し、信念として行動に表現していく過程であると感じるようになりました。

今では、祈りは「してもらう」ことから感謝を伝えることに変わり、祈りの形は違えど、それは人々が幸せと平安を求める行為の一つだと思います。コロナ禍の中で、祈りに込められた人々の想いには大きな力があることを何度も感じました。しかし、祈りがパフォーマンス化しすぎると本来の意味が失われてしまう可能性もあります。

祈りの真の意義を見失わず、それぞれのスタイルで心の奥底から祈ることが大切です。皆さんも、自分の心の声を聴きながら、祈りの時間を大切にしてみてください。

祈りの力を信じて、自分の心に正直に、そして感謝の気持ちを忘れずに、一日一日を過ごしましょう。皆さんの祈りが、幸せと平安をもたらす力となりますように。

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