#マッソニアの育て方(植え替えや水やりと栽培方法)耐寒性はあるの?種まきと肥料や外注対策と特徴
マッソニアはヒアシンス科に属して原産地が南アフリカです。この花の由来は、アフリカではなくイギリスの人の名前からついています。当時、ロンドン植物園のプラントハンターでフランシス・マッソンという名前の人がいましたが、その人の名前に由来しています。
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育てる環境について
マッソニアの育て方を書いていきます。マッソニアを育てていると、冬の1月から2月にかけて開花します。だいたい開花期間は2週間から3週間程度ですが、非常に独特な花です。
このような姿を見るためにもしっかりと育成することが肝要です。それではどのような方法で栽培すればよいかというと、夏から秋にかけて球根をまず購入します。
購入した球根を10月頃に植え替えして日当たりの良いところに置いてあげると、すくすくと育ちます。そうして冬を迎えて花を咲きます。
花が咲いた後は枯れてしまって夏前の4月から5月になると、次第に葉も枯れ始めていきます。この時期になると水やりを控えましょう。もし戸外で育てていたら移し変えが必要になります。
できるだけ雨の当たらないところで風通しの良いところに置いてあげることが大切です。しかしながら、日当たりの良いところも避けたほうが良いでしょう。その際、注意することが乾燥気味のところは避けたほうが良いです。
排水性の良いところを見つけて、浅く植えつけます。そうすると、植物が休眠活動をするようになり、夏を越します。
この植物は高温を非常に嫌いますので、戸外ではなく室内で飼育する場合も温度管理には注意が必要です。冬になってずっと暖房をかけ続けると、弱まってしまいます。
室内飼育においては、植木鉢にたっぷりと液体肥料を与えます。ただし、光合成を行うので、室内であれば、少し日当たりのあるところに置いておくと良いでしょう。これが夏頃で注意することです。また、冬頃には凍らせないようにすることが大切です。
種付けや水やり、肥料について
マッソニアの栽培方法として種付け、水やり、肥料の観点から書いていきます。肥料としては特別にこしらえる必要はありません。市販されている花や野菜用の用土で十分です。
できるだけ水はけの良い用土が好ましいですが、植える際は日当たりの良いところを見つけて植えることが重要です。この植え付けは10月までに終わらせたほうがよいです。
浅植えがお勧めです。肥料にこだわりたい人は、軽石と鹿沼を混ぜてミックス用土を使うのが、育成に適しています。水やりについては、花が咲いて夏前の5月や6月になると葉が枯れるので、水やりは控えましょう。
水やりを控えると、アッソニアはそのまま休眠します。戸外だと雨があたらないところに移し変えることも忘れてはいけないポイントです。
秋頃になると、花茎が伸びてきますので、そうなったら日のよくあたる室内に置いてあげた方が良いです。暑さには弱いのですが、寒さには強いので、やや耐寒性があります。
そのため、凍らせないことだけ気をつけておけば大丈夫です。最後に、種付けについて書いていきます。
種子を採取したら球根を植えつけるまで保管しなければいけません。保管といっても箱に入れるだけではいけません。冷蔵庫で9月頃まで保管しなければいけません。
冷蔵庫の中の温度は5度くらいにしておくのがベターです。種まきについても、一緒に複数を播くのではなく、間隔を空けて播く事が重要です。そこから開花まで数年経たないといけません。
増やし方や害虫について
マッソニアの増やし方は、採取した種をきちんと容器に入れて冷蔵庫に一定の温度で管理することが大切です。ここで温度管理に失敗してしまうと、種が死んでしまいます。
そのため、冷蔵庫で保管して時期がきたら、種を播きます。その種まきの際に、注意が必要です。一定期間にわたって播くことがポイントです。
一斉に播いてしまうとよく育たないので、間隔を空けて一定数の種を播くことが大切です。そして、播いた後に少し隠れるくらいに土で覆ってあげます。あとは、発芽するまでは乾燥しないように管理します。
そうすると、1年間ずっと放置しておきます。植え替えなどはする必要ありません。できればビニールハウスがあれば良いのですが、なくても問題ありません。
あとは少しずつ育ってくれます。播く時期としては、9月から10月の上旬頃が最適です。このように種まきに関するノウハウさえ知っておけば、どんどん増やすことができます。
あるいは、挿し木や株分けを行うことでも増やすことができます。挿し木の方が短時間でなおかつ簡単に増やすことができますので、お勧めの方法です。
株はなかなか増えません。挿し木や株分けは温度が10度以上であれば可能です。つまり、日本であれば、冬を除けば、いつでも可能です。ちなみに、マッソニアの害虫としては、いろいろなものがあります。
その代表としてアブラムシが挙げられます。アブラムシは植物の液を吸うので、植物は弱体化します。そのため、殺虫剤を定期的に散布することが大切です。
マッソニアの歴史
マッソニアはヒアシンス科に属して原産地が南アフリカです。この花の由来は、アフリカではなくイギリスの人の名前からついています。
当時、ロンドン植物園のプラントハンターでフランシス・マッソンという名前の人がいましたが、その人の名前に由来しています。
なお、プラントハンターというのは、大英帝国時代に世界各地に珍しい植物を採取するために派遣された人たちのことです。
このプラントハンターの働きによって、原産地がアフリカであるにもかかわらず、そこから欧州に渡って人気を博しましたが、日本にはもともと生息していない植物です。それは外観をみれば容易にわかります。
高さは10センチほどしかなりませんが、楕円形の葉が2枚だけしかなく、葉は多肉質になっています。この2枚の葉のちょうど真ん中に白い花が咲くのですが、日本の植物とは違う変わった形、色合いをしています。
花が開花する時期についても、冬咲きの植物ということで、そういったところも四季のある日本にはない植物です。
このように、日本の植物とは異なるアフリカ産の植物なのですが、日本に渡来してきて、その可愛らしさが日本人にも受けて、非常に高い人気を博すようになりました。そして、花言葉は「支える力」です。
これは、小さい花ではありますが、しっかりと可憐な花がつきます。しかしながら、その開花時期が非常に短いです。だいたい2週間から3週間程度しかありません。そうしたところから、こうした花言葉が与えられるようになりました。
マッソニアの特徴
マッソニアはユリ科に属しており、マッソニア属は南アフリカには約6種が存在します。このマッソニア属の特徴は葉や花です。これらが非常に独特です。葉については、まず形が楕円形の形をしています。
長さはピンからキリまであります。3センチから15センチ程度あります。また、幅も4センチから10センチと非常に幅が広がります。
葉は2枚しかありませんが、かなり分厚いです。手で触ると非常にでこぼこした触感があります。花については、開花時期が2月から3月と冬になりますが、白色の小さい花がつきます。
生息地は、原産地は南アフリカということもあり、乾燥地を好みます。この花の面白い特徴は、時期に応じた飼育方法です。
冬になると開花しますが、4月から5月の夏前になると葉が枯れ始めます。枯れ始めると水やりをストップしなければいけません。その時期になると、日当たりの良い場所を避けましょう。
できるだけ風通しのよいところにおいて置くと、勝手に花が休眠活動に入ります。休眠で夏をすごします。秋になると葉がぐんぐん伸びます。
この成長時期にしっかりと成長して冬に花がつきます。人によっては、9月から10月頃になると植木鉢から球根を抜いて新しい用土を使って場所を変える人もいます。その場合は、植え付けを行って浅植えがお勧めの方法です。
このように時期に応じた育成が、一方では大変ではありますが、他方では非常にやりがいのある面白さともいうことができます。