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盛者必衰の理:提灯記事に縋る、残酷な名士のテーゼ。終活にみる岡山市の場合

企業ヨイショ番組提灯記事から名士凋落までの平均所要時間とは 】

冒頭。日刊サイゾー「TBSで企業ヨイショ番組が大増殖中! ゴールデンはもはや提灯番組だらけ?」と、もう一本。テレビ東京「カンブリア宮殿」を
分析してみる
をご紹介して、上記タイトルの仮説を立てようと考えました。

以前エントリーの “ 岡山芸術創造劇場を「週末の風呂」「我田引水」よもや「腐った楽園」にさせない OMOアートふたたび ” に記述した、ローカルエリート(或いは田舎の名士)の末路に法則性を直観した私は、岡山市の企業の、提灯コンテンツ発出から落日までの日数を調べることに。以下、列記。

1. カンブリア宮殿 2009年7月27日地方発!世界と闘う同族企業~オンリーワンのススメ~」放送の後、株式会社林原は、2011年2月2日。東京地方裁判所へ会社更生法適用を申請。その顛末までに要した時間は短く、約1年半

2. カンブリア宮殿 2016年10月20日ユニクロの次を狙うアパレルの風雲児
大胆アイデアと転換力で世界を掴め!
」放送の後、株式会社ストライプインターナショナルの代表者は、2020年3月6日辞任。放送日より、約3年半後。

他方。日経ビジネス「止まったら負け」シリーズの最終回 2018年11月6日社長が突然いなくなっても傾かない会社にする』は示唆に富んでおり、当該記事を起点としてカウントするとき代表者辞任までの時間は、1年4ヶ月

そうやって私が今。注目しているのは、上記と等しく日経ビジネスの記事。

成功体験に酩酊した老経営者は、終活に提灯記事を選択する盛者必衰の理

3. 日経ビジネス「不屈の路程」シリーズの最終回の日時は、両備ホールディングス株式会社の代表者が落日を迎えると仮定するとき、提灯記事の発出から凋落までの時間は1年半程度であるのか、仮説検証の対象となる着目点。

それは「長老支配」から脱し成長を始める、健やかな岡山市のバースデー

田舎の名士がつい縋ってしまう提灯記事。とても残酷だと、私は考えます。

残酷な名士のテーゼとは… 提灯記事の名士のように ♪ 老人よ寓話になれ ♫


よりよい新規事業の創出と政策形成で、社会の幸福度を高めます――。 公共の利益を追求するために、時にクリティカル・シンキングに基づく強いオピニオンを発しますが、それらは組織を代表する意見ではなく、あくまで個人の見解である旨ご賢察ください。