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新型レヴォーグ、安全性能を売りにするもアイサイトが1ヶ月以上停止する初期不良多発

新型レヴォーグのアイサイトX搭載車種で夏頃から1ヶ月~2ヶ月に渡りアイサイトの一切の機能が動かなくなる問題が多発していてTwitterやYouTube等でも所有者から心配の声があがっています。

本問題の参考動画(YouTubeから)
https://www.youtube.com/watch?v=GG7_uVz23Xc

一部の方は違う原因との声もありますが、その多くはステアリングセンサーに起因するものでステアリング部品交換をするまでの間自動ブレーキを含むスバルが売りにする最新鋭の安全機能が使えなくなるという問題です。

製造過程の問題かもしれませんが、スバルがもっと年間を通じて開発段階でテスト工程を増やしていたらこの問題を防げた可能性があります。正直な所1年販売開始を先延ばししていれば安全性に関わる評価を下げずに済んだかもしれません。

昔からスバルのA型はエラーだらけ、とはよく言われてますが同社が売りにしている安全機能が使えないただの乗用車になってしまうのはマーケティング上でも大きなダメージではないでしょうか。

問題が発生しているグレード

- STI Sport EX
- STI以外のEX(アイサイトX搭載モデル)も報告あり

停止してしまう機能

- アイサイト機能全般
(青信号お知らせ機能は動きます)

アイサイトが利用できない期間

- 1ヶ月から2ヶ月

半導体不足やコロナによる製造現場の遅延を踏まえると今後更に故障期間が伸びてしまう可能性があります。まだエラーが発生していない方はこれから発生する可能性もあるので運転中の機能停止にはご注意ください。

故障期間中の代車提供について

- スバルとしてルールがある訳ではなくディーラーや取引年数によって違いがある
- 代車について聞かれる所有者もいれば一切提案すらない所有者もいる

このスバルの対応についてはスバルとして一本化しないとユーザーによって扱いが異なるというのは好ましくありません。全国統一ルールがほしいところです。

対策後の再発について

- 再発してしまう所有者も実際にいる
- ディーラー営業も「完全な修理にはならない、また壊れる可能性もある」との回答に留まっている

Twitter上では対策部品の改良版も準備されているという情報がありました。ただそれが1回目の修理で適用されるかは不明です。

私の場合ですと完全修理は約束されていないので今後も安心してアイサイト機能に頼れるか?と問われればかつて3年間所有して一切アイサイト機能に問題のなかったD型と同じ様にアイサイトを信頼するのは危険だと考えています。

走行中に突然エラーになるため、アイサイトX搭載車でも高速では従来のツーリングアシストに留めておく事も事故防止観点からは重要かもしれません。

発売前のレヴォーグB型で改善されているか?

これは情報が少ないため分かりません。ただ問題情報は社内で共有されているでしょうし、対策しないと売上に関わるので何かしらの改良はしてくると思います。

レヴォーグA型は購入を延期すべきか?

今購入しても即納車にはならないと思うので納車まで2ヶ月くらいかかるとすれば納車の頃には対策部品に置き換わった状態になっているかもしれません。

また今A型の中古車を探す場合もこのエラーについて承知してディーラーに頻繁に通うことに負担がなければ購入しても問題ないと思います。どちらにせよ交換頻度は高いものの、保証期間で無償修理対象ですので。

これは考え方の問題で単純にスバルが好きなスバリストと呼ばれる部類の人には多分この程度のエラーは問題ないかもしれないです。多分過去にもっと経験しているでしょうし。

一方で私みたいに安全機能からスバルを好んで乗るタイプからすれば新車購入後2ヶ月も安全機能がない状態で運転しなければならないのはストレスです。

更に部品交換してもまた再発するかもしれないとなると、安全性能は他社と変わらないか、それ以下という評価にもなります。実際に新車購入から半年以内ですが将来のD型になるまで旧型に乗るか、あるいは他社に乗り換えてしまうか考えているところです。

アイサイトXが10だとして、他社が9だとします。今回みたいに停止するとアイサイトXは0になるのでそうなると多少性能劣っても停止しない安全機能の方がまだ安全性が高いので。

旧型レヴォーグならD型以降であればアイサイトはかなり安定していると思います。ツーリングアシストも搭載されてますのでカーブ減速はありませんが安定した走りをしてくれます。

もう少し長くD型に乗っておくべきだったな、と今回の乗り換えでは思いました。

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