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プロンプトの書き方の基礎 2:プロンプトは、名詞、副詞、動詞の選択が重要!

前回の1では、質問の仕方プロンプトについて
また、そのプロンプトには各種テンプレートが
あって、初心者にお勧めの「深津式プロンプト」
の解説をしました。

深津式プロンプトでは、# 命令、# 制約条件、
#入力 、# 出力という項目に、それぞれの指示、
文章を書いて生成AIに質問をします。

次に重要なことは、それぞれの項目の文章を
詳細、丁寧に書くといいうことです。

例えば、# 命令で、

「カレーの作り方を教えて下さい」と質問するより、

「”おいしい”カレーの作り方を”分かり易く”
 教えて下さい」

の方が、より詳しく精度の高い回答がされます。

なので、形容詞、副詞、動詞に何を選ぶか、
良く考えて、文章を書きます。

事例の回答を具体的に見て見ましょう。

「カレーの作り方を教えて下さい」の回答は、

1.中火にした鍋にサラダ油を加え、ニンニクと
生姜を炒めます。
2.玉ねぎを加え、透明になるまで炒め続けます。
3.牛肉を加え、全体が均一に焼けるように炒めます。
4.トマトを加え、トマトが溶けてなじむまで炒め
続けます。
5.〇〇〇~

「”おいしい”カレーの作り方を”分かり易く”
 教えて下さい」の回答は、

1.中火にした鍋にサラダ油を加え、ニンニクと
生姜を炒めましょう。“香りが広がるまで約1分”
2.“薄切りにした”玉ねぎを加え、透明になる
まで炒め続けます。
3.牛肉を加え、牛肉が“こんがり”焼けるまで
炒めます。
4.“みじん切りした”トマトを加え、トマトが
“ほぼ溶ける”まで炒め続けます。
5.〇〇〇~

” ”の部分の単語が付け加わっています。

単純なカレーの作り方でさえ、形容詞、副詞、動詞
に何を選ぶかで、回答が変わってきますので、
皆さんの重要なビジネス関連の問いでは、もっと
回答が変わって来ると思います。

なので、ある質問を生成AIにする際には、1つの
質問を、形容詞、副詞、動詞を変えて何度も質問
を繰り返して、質問者の意図がきちっと生成AIに
伝わっているか?を確認し続けてやってみましょう。

(2024.6.8 Vol.3)

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