ビックニュースが続くAI業界
先週末11月10日(金)、和歌山商工
会議所で、『誰でもできる! ChatGPTの
使い方』をテーマに講義をしました。
定員50名(先着順)のところ、会議所
大ホール満席の80名超の参加者が集まり、
生成AI ChatGPTの人気の高さを改めて
認識した次第です。
事前に配付資料を事務局に送っておい
たため、セミナー開催日3日前の2つの
ビックニュースを講演資料に急遽追加、
することになりました。
11月7日(火)のビックニュースは、
1)ChatGPT 「GPT-4 Turbo」発表!
2)イーロンマスク独自のAIモデル「Grok」発表!
1)は、これまでのChatGPTの学習データが、
2021年9月までだったものを、2023年4月まで
拡張。より長いプロンプトの入力が可能になる
など高機能化されたもの。
2)「Grok」は、競合と比べて”安全対策の
少ない強力なAI”を新会社のxAIが開発したと
発表。これは、「ほかのAIシステムのほとんどが
拒否する刺激的な質問にも答えます」という
反逆児マスク氏似のAIのようです。
これまで、まだまだAI初級者と自認していて、
まだ有料版など使う必要は無いなと高を
括っていましたが、講義者としては、最新版、
また、ChatGPT以外の生成AIも使用して、
その違いを解説しなければならなくなってきました。
この原稿を書いている時にも、ホットニュースが
飛び込んできました!!
今年4月に来日、岸田首相や政府関係者
や大手企業トップと面談、ChatGTPの
トップセールスを行ったオープンAI社のサム・
アルトマンCEOが退社、取締役会と対立、
事実上の解任のようです。
目まぐるしく動いているAI業界、できるだけ
最新のニュースはウオッチして、読者の皆さんに
お届けできるようにしたいと思います。
(2023.11.18 Vol.62)