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【ビジネスでのYouTube活用法(その7)】

質の高いビジネス動画、撮影のポイント

はじめに
質の高いビジネス動画、自社の社員で
撮影できるのだろうか?
外注すれば、質が高く、素敵なビジネス
動画を撮影してもらえるのではないか?

ビジネス動画の外注は、お勧めしません!
何故かと言うと。例えば、数ある商品、
サービスを外部の専門業者さんに撮影して
もらう場合、1回(1商品、サービス)
最低でも数十万円、業者さんによっては
百万円単位となる場合もあります。

全ての商品、サービスをビジネス動画化
する場合、外注すると膨大な費用が
掛かってしまいます。
よって、社内で社員が撮影することを
お勧めします。
最初は、なかなか思うように撮影でき
ませんが、今回、解説する撮影のポイ
ントを押さえて、回数を重ねていけば
満足できるビジネス動画を撮影する
ことができます。

ビジネス動画撮影 3つのポイント
1.ビジネス動画は、エンターテイ
  メントでない。
2.構図を決める
3.カメラワークのポイント

上記、3つのポイントの詳細は、

1.ビジネス動画は、エンターテイ
  メントでない。

ビジネス動画は、エンターテイメント
ではないので、

・プロが使う高性能なカメラ等の機材は不要

・スタジオを借りての面倒な演出も不用

驚かれるかも知れませんが、お持ちの
スマホで、社内の現場で撮影するという
ことです。
但し、撮影前に前号(その6)で解説した
構成案、構成台本を必ず作ってから撮影に
入ります。

2.構図を決める

1)対角線構図
対角線構図とは、画面の対角線上に被写体
(商品、工場内、人物)を配置する構図。
商品説明をする社員は、横顔や斜め45度に
することで美しい、魅力的な表現になります。

2)30度線の構図
30度線の構図とは、A 質問者が、B 回答者
にインタビューしているところ撮る場合の
構図です。
A 質問者とB 回答者、それぞれの後ろに
スマホを持った撮影者を配置します。
その際、A 質問者とB 回答者を結ぶ中止線
の右30度線から撮影すると、AとBが最適な
割合で写る表現になります。

3.カメラワークのポイント

カメラワークとは、カメラを以下のように
動かすことよって表現の幅を広げることが
できます。

1)パン  左から右に動かす
2)逆パン 右から左に動かす
3)ティルトアップ 下から上に動かす
4)ティルトダウン 上から下に動かす

カメラワークの注意点は、素早く動かさない。
そして、開始直後と終了前には一旦止める
時間を作る。
スマホのカメラワークは、ブレやすいので、
三脚に固定するか、手持ち撮影の場合には
3軸タイプのスマホ用スタビライザーに
取り付けて撮影する。

(2022.4.18 Vol.11)

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