縦型、ショート動画の時代、あらためてTikTokの凄さが分かった!(後編)TikTokの凄さの具体的内容は、
これまでのSNSアプリ、Facebook、Twitter、Instagram、
YouTubeは、全てアメリカ製でした。TikTokは中国製で、
そのシステムの考え方、仕組みがアメリカ製のものとは
大きな違いがあります。その一番の違いは、視聴者が自ら
動画を探しにいくことなく、AIが視聴者ごとに好みそうな
動画を自動レコメンド(お薦め)して、画面に表示してく
れることです。
第二の凄さは、フォロワー(視聴者)が、0人でもシステムの
自動レコメンド機能で、投稿した動画を200人程に配信して
くれることです。これまでのアメリカ製のSNSでは、最初の
読者を集めるのに、大変な手間と時間が掛かりました。
後発のTikTok開発会社のバイトダンス社は、この欠点を
システムに組み込んで、中国でユーザーを短期間に増やし
ました。日本でも、TikTokはバズり易い(投稿にユーザーが付き
易い)と若者達に評判となって、今のTikTokブームがあります。
最後に、これから実装される予定のEC機能の搭載です。
今までは、TikTokからECサイトに誘導し、収益化させるには
広告を掲載するしか方法が無かったのですが、これから投稿は
元より、プロフィールページにもECサイトのリンクを貼ること
ができるようになります。
このEC機能が、日本でも利用できるようになれば、企業ユーザー
も増えて、これまでのようにTikTok?「あの女の子が踊ってるヤツ」
「母娘が水着で笑ってるの!」から、本格的なビジネス利用の
SNSへ変貌を遂げていくのではないか?と予測します。
まだまだ、TikTokの活用を敬遠されている方は、今後の変化を
見据えて、今からTikTokに実験的に投稿していかれることを
お勧めします。
(2022.8.8 Vol.22)