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【世界的ITベンチャーのトップは、着るものに無頓着!? 前編】

 マイクロソフトの創業者、ビル・ゲイツ氏にリアル
にお会いしたのは、今からちょうど30年前の1992年。
日本製のパソコンにWindows 3.1をバンドルする
ことに関する打ち合わせのために来日した時、当時、
(社)日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会
の職員だった菅野は、NECの関本社長(当時)を筆頭に
日本のハードウェアメーカーの役員達が待つ幕張メッセ
の大会議室まで、車寄せからお連れした時でした。

 ビル・ゲイツ氏、当時37歳。マイクロソフトも世界的
OSメーカーとしてその地位を固めつつある時でしたが、
その服装はノーアイロンの白のボタンダウンシャツに紺色
のコットンパンツと、ぴしっとした背広姿の日本の社長達
との対照的で、30年経った今でも鮮明に思い出されます。

 会議終了後、さすがにばつ悪いと思ったか?! 日本マイ
クロソフトの古川社長(当時)が、「ビル、今度日本に
ビジネスで来るときには、スーツ着てきて下さい。」と
言ったという噂が立つ程でした。後編でお話するアップル
コンピュータのスティーブ・ジョブス、Facebook(現Meta
)社の創業者マーク・ザッカーバーグも、着るものに無頓着、
逆にポリシーを持っていたということも言えます。
次回もお楽しみに!

※著者:菅野弘達のプロフィール
 https://www.socialmedia-marketing.jp/profile/

(2021.2.18 Vol.5)

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