『新復興論』観光一日目

こんにちは。ソーシャルディアのざっきー(@zackey_k)と申します。

ソーシャルディアは、関西を拠点に人文系イベントや読書会を企画している団体です。

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noteではソーシャルディアとしての活動報告をしていきます。
今回は、先日ゲンロン叢書から刊行された『新復興論』(小松 理虔)を巡る旅という事で、ソーシャルディアのざっきーともっち(@mocchi2018)が実際に福島県いわき市に足を運んだ記録をお届けします。

実はソーシャルディアとしていわきを訪れるのはこれが2回目。1回目は、ちょうど常磐線富岡駅が復旧した直後の2017年11月でした。
1回目の訪問では、被災の傷跡が残る国道6号線を北上し、改めて7年前に東日本を襲った災害がどれほど凄まじいものであったかを目の当たりにしました。


また、『新復興論』を読まれた方はご存知の「海ラボ」にも参加して、小松さんにもお世話になった経緯があります。

そんなソーシャルディアが今回、改めていわきを訪れ、『新復興論』に出てくる場所に訪問し、またいろんな方にお話を聞き、震災後のいわきの今を体で感じてきました。

1日目
①回廊美術館
「いわき万本桜プロジェクト」が管理し、現代美術家の蔡國強氏がコンセプトデザインを手掛けたアートミュージアムです。
『新復興論』では、自治体の助成金に頼らないプロジェクトとして紹介されています。

散策路はなかなかの獣道、イノシシの足跡があります。


②とよマルシェ B&Bきゅういち
とよマルシェの1店舗として店を構えていた豊間屋は、地域復興が抱える「責任者の不在」という問題の例として『新復興論』に取り上げられています。
豊間屋はすでに営業しておらず、その跡地を見ようと立ち寄りました。

お店の方にお話しを伺い、秋刀魚のポーポー焼きをいただきました。

仮設店舗を使って2015年から開業したとよマルシェは、市との契約が今年度終了し、今月いっぱいで営業終了となります。
ただ、「B&Bきゅういち」は別店舗で営業したいとのこと。秋刀魚のポーポー焼きは配送もしてくれるので、今後も「本物」の味を楽しめそうです。


③イオンいわき小名浜店、アクアマリンふくしま、ら・ら・ミュウ
『新復興論』の中では、イオンモールを巡って起こった事件を紹介しています。「小名浜まちづくり市民会議」がイオンモール側に、従業員の給与を抑えるよう要望したということ。それだけ小名浜にとって大きな影響があったということでしょう。
今年の6月にオープンしたばかりで、駐車場も満車状態。北茨城、いわき北部から来られる人も多いようです。
いわき駅、泉駅から1時間に1本シャトルバスが出ており、アクセスも非常に良いです。

いわき駅周りのお昼時は寂しい印象なのですが、ここに人が集まっているのでしょう。
隣接のアクアマリンふくしま、ら・ら・ミュウも賑わっており、ここだけ見ると活力があるように見えます。

2日目に続きます。

それでは引き続きよろしくお願いします!

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