お前だけ付き合ってくれると思ってたのに…
大学時代に知り合った違う大学の友人からいきなり電話がかかってきた。
ニューヨークからだ。
彼とは学生時代いろんな活動をする中で、全然起業に興味がない僕が、学生起業家のセミナーで、なんで林は起業しないのかを15分壇上で喋ってほしいとの意味不明な依頼を受けて、そのセミナーの飲み会で知り合ったやつだ。
かれは起業していなかったが、学生時代にベトナムのチーズ貿易会社に勤めていた。社員として。異色すぎるが、そんなかれとはなぜか意気投合し、一緒に就活の話とか、下世話な話ばかりしていた。そんな彼は日系の投資銀行に就職し、今はニューヨーク支店で働いているバリバリのエリートになった。
彼が大学のギャップイヤーを実家である沖縄の普天間で過ごしていた頃、東京に来るたびに僕の家に泊まり、クラスの卒業旅行で沖縄に行った時は彼の元を訪れたりの仲だった。
そんな彼から、いきなり電話が来て、何事かと思い話を聞くと。
「俺結婚するんよ。沖縄で結婚式するから林にきてほしいんだけど、共通の知り合いが一人もいないから、俺の大学の奴らとおなじテーブルでいい?」
お前だけは30まで独身生活付き合ってくれると思ってたのに…複雑な気持ちだ。彼が幸せになるのは嬉しいが、やはり周りが結婚するのは寂しい。
前に周りにガンガン結婚してほしいと書いていたことと矛盾するが、それくらい複雑な気持ちになる。キモいがまあそうなんだ。
今から沖縄に行くのが楽しみで仕方ないが、一人かよとも思う。誰が一緒に行ってくんねえかなあ!
大城、おめでとう。
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