見出し画像

「能天気」

こんばんは。
おかげさまで12月1日に20歳の誕生日を迎えることができました。
3回の脳震盪を経験したり、それ以外にも何度か死にかけるたりする経験もしましたが、なんだかんだで無事に20歳を迎えることができて嬉しいです。
今年もたくさんの素晴らしい出会いに恵まれたなと感じています。
今日まで自分に関わってくれた全ての方々に感謝しています。

ちょうど1年前に書いたnoteでは、今年は結果よりも成長にこだわると書きました。でも、日を重ねるごとに根拠はないけど自信が湧いてきてトップチームで試合に出ると目標を上方修正して今シーズンを過ごしてきました。
結果、今シーズンのほとんどをAチームで過ごすことができたし、最後までスタメンを獲ることはできなかったものの、トップチームの公式戦で3試合にベンチ入りして、そのうちの1試合の約30分出場することができました。
目標を上方修正して以降、なかなか結果が出せなくて悔しい気持ちや苦しい状況に立たされることが多く決して満足いくものではなかったですが、目標に向かって努力し続けたからこそ毎日成長を感じることが出来ていたし、昇格が決まる試合という最高のタイミングでトップチームでの公式戦デビューをすることが出来たんじゃないかなと思います。

今日に至るまでたくさんの挫折をしてその度に自分の実力に絶望してきました。それでもなんだかんだで必ず這い上がってその時に見ることができる最高の景色を見ることが出来ました。挑戦する人にとって大なり小なり失敗するということは誰しもに起こりうることだし、挫折なんかあって当たり前だと思うし、自分自身の実力に絶望するということは上を目指そうとする限りなければならないものだと思います。なぜならその絶望感が自分を成長させてくれる1番の材料になるからです。大切なのは自分より上の実力を持つ人を見た時に絶対に諦めないこと。「いつか絶対追い越してやろう。」と思うことだと思います。たとえその挫折が何回来ようとも同じです。自分は人よりも挫折した経験が多い自負があります。周りの人に「俺がお前やったらとっくに諦めてる」と言われることもありました。それでも自分が諦めずに続けられているのは、みんなが思ってる以上に楽観的で能天気すぎるからだと思います。挫折の度に悔しい思いはしますが、「なんだかんだで絶対に越えれるでしょ。俺ならできる。大丈夫。」と根拠はないけど思うことが出来ます。そこから解決方法を周りに聞いたり自分の試合のビデオを見たりして見つけてあとは適切なトレーニングをやり続けるだけ。それを繰り返しているうちに気づいた時には自分の想像を遥かに超える成長が待っていると思います。自分が成長することが出来れば自ずとそれ相応の結果も付いてくると思います。

「もしもダメだったら、、、」と最悪の状況を考えることは生きていく上でとても大切なことだと思います。でもその考えがあるうちはチャレンジすることを躊躇ってしまうと思います。結果、成長の機会を潰して自分の首を自分で締めてしまうことにつながると思います。
「とりあえず目の前のことを全力でやってみてダメやったらダメやった時に考えれば良いや。」と能天気で楽観的な方がチャレンジしやすいと思います。
僕は後者の考えでサッカー人生を楽しんでいます。だから自分の中にプロになるという目標を諦めるという選択肢は全く無いです。


自分はモデルや俳優の人たちみたいに高身長イケメンでもなければ、勉強がずばねけてできる訳でもないし、サッカーだってちっちゃい頃からやってる割にめちゃくちゃ下手だと思います。それでも、自分には何もないことを知っているからこそ、何か持ってる人たちに勝つためにたくさんのことを考えることができるし、それに向かって執念深く努力することが出来て、側から見たら辛い、苦しいようなことを楽しみながらやるということが人よりも得意なんじゃないかなと自分で勝手に思っています。

だから、自分は自分に生まれることが出来て本当に良かったなと心の底から思っています。

実力が無いくせに口だけはデカくてチャレンジしてはことごとく砕け散りまくってそれでも絶対にいつか越えてやろうと意気込んで周りの人からたくさんの応援とサポートをいただきながらがむしゃらに走り抜けてきて今までの自分では想像もつかないほどに成長することが出来て、しかもまだまだ伸び代しかないという本当に幸せな人生を今のところ過ごせています。こんな自分に愛想尽かさずに応援し続けてくれている人やついてきてくれている人、一緒に頑張ろうと言ってくれる人たちには本当に感謝しかないです。そんな人たちに負けないように僕は今よりもさらに頑張ろうと思います。

大卒でプロになるためには今年の1年が本当に勝負になってくると思います。関西1部の舞台で必ず活躍してプロサッカー選手・坂口叶夢としてのキャリアをグッと引き寄せられるように、21歳の誕生日を迎える時にここで最高の報告が出来るように全力で突っ走っていきたいと思います。

「自分の実力に絶望してからが本当のスタート。勝負はもう無理と思ったところから。」

今回も長くなりましたが最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。20歳になっても変わらずやかましい坂口をこれからも何卒よろしくお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?