鬱の症状
鬱になったきっかけってよく聞くのは仕事関係ですね。でも私の場合は家庭生活の中です。独身時代は仕事人間で掛け持ちで働いてました。仕事が好きで休みも無しで働きまくってました。結婚願望も無くて一生独身でお金稼いで贅沢に暮らすという考えでしたね。しかし何かの縁で結婚し子供を授かり、子供達が幼稚園へ行くようになってからはパートで働いてました。鬱発症しドクターストップかかるまでは働いてました。鬱への引き金は夫です。
私は幼少時から一人っ子で転ばぬように大切に育てられてきました。父は5人兄弟の長男で下の弟妹の世話をし家計の為に働き、私が生まれた時は父は40歳で20代で父親になるのが普通の世の中だったのでそれは可愛がられました。母は子供の頃に両親が離婚し父親に引き取られ、父親は再婚し、義理の母親に育てられましたが愛情を受けずに育てられたせいもあり、私への愛情が多少歪んでしまっていた。両親は私の転ばぬ先の杖になり、私は兄弟喧嘩も知らない、常に新しい服を買って貰える、おもちゃも独り占め出来る。それは失敗を知らない、学ばない、強くなれず依存性だけが高くなる要因となった。人を見る目や他人に対する気配りより自分本位に物事を考え育った。
夫に対しても自分本位な考えを持っており、この人は裏切らないとか、この人は子供が好きとか、この人は嘘はつかないとか全部自分勝手に描いた夫として結婚した。
転び慣れてない、喧嘩も知らない、争いも知らない。自分で決め込んだ家庭像が壊れた時は、激しい衝撃でしかなかった。
夫婦に亀裂が出来た時の修復の仕方を知らなかった。だから傷付いた。一瞬で精神状態がおかしくなってしまった。そして一瞬で何もかも自分が描いた家庭像が消えた。
私の鬱病はここから始まった。独身時代にあれだけ仕事してて結婚したら家事もきちんとこなし、子供が生まれたら育児もちゃんとしてた。誕生日には手作りケーキを作ったり。色んな所へ遊びに連れて行ったり。子供達と笑って過ごしてた。
なのに鬱病は全てを奪った。仕事は出来なくなり家事育児一切出来なくなり寝たきりの毎日。抗うつ剤の副作用で凄く体重が増えて外観もすっかり変わり果て。妻として母として女性として、1人の人間としても終わってると思った。
メンタル面はとにかく、しんどい、辛いしかない。身体は訳の分からない頭痛に毎日のように苦しんだ。生活は寝たきり。起きてる時は死ぬこと以外考えてない。細かいことは正直、覚えてません。記憶が封印されてます。
鬱病といっても人それぞれ症状違うと思いますが共通してるのは心がしんどくて辛いってことかな。そう私は思います。今、そんな状態の方が読んでるなら、、、、。いや、あの状態では読むことすら出来ないですね。少し回復し、でも鬱病と闘って方が居られたら、鬱は自分次第で寛解します。完璧に病気前には戻れなくてもそこに近づくことは可能です。それを分かってもらいたい。あの時の鬱状態と今の私の鬱状態は多少病状が違います。双極性障害としての鬱状態。これはこれでまた厄介なのですが。
鬱症状の回避法は無理しないで病状に身を任せるしかないです。寝たきりなら寝たきりで良い。確かにね、病気受入れるのってかなりの期間かかるよ。なるべく鬱となるストレス要素から離れることが大切だと思います。離れられないこともあるけどなるべく逃げる。逃げれるとこまで逃げる。楽な方へ楽な方へ。
1つ、私は元々双極性障害だったのかもしれません。鬱は10年以上続きましたが。鬱から双極性障害へ病名変わった方も多々居られることを聞いたことがあります。それか本当に最初ほ鬱病で重症化して双極性障害になったのかもしれない。
今日はこの辺で。
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