無題

落ち込んでいる。何となく憂鬱な気持ちだ。
どうしようも無い様な気持ちになる。

そのような時に、
人というのは、肉や皮の中で、種々の化学反応が起き、微弱な電気が流れている物体だと頭の中で唱える。
生物学は化学に還元できると唱える。
そうすると、迚も心が穏やかになる。

私の怒りも、ただの平衡の乱れで、
私の腹部の不快感も、ただの整備不良だ。

整える為には、反応に適した温度に体を保ち、
必要な材料を袋に入れ、
脳内の物質が出るきっかけとなる行動をとると良い。

心、という捉えどころの無い物に相対する不安が消える。
非道な考えだと思う人もいるだろうが、とても救いのある考えだと、私は思う。

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