シーシャ小話③ 〜Washed/Unwashedとは〜
皆様いかがお過ごしでしょうか。チルしてますか?
Washed/Unwashedって何?年齢は?身長は?彼女はいるの?調べてみました!ぜひ最後までご覧ください。
自己紹介
六本木にあるシーシャバー、B-Side Shisha Bar店主のSoheiです。「シーシャは誰でも美味しく作れる」をモットーに、シンプルで再現性の高いシーシャのレシピを日々模索しています。
欧米のシーシャ文化に基づいたシーシャの作り方や機材・フレーバーのレビュー、シーシャに関する豆知識なんかを発信していくのでよろしければフォローをお願いします。
Washed/Unwashedとは
文字通り製造過程でたばこ葉を洗っているのがWashed、洗っていないのがUnwashedです。
Washedフレーバーは洗浄過程でニコチンが洗い流されるため、煙に占めるニコチン比が0.05%程度と比較的軽めの吸い応えになります。
代表的なWashedフレーバー: Al Fakher, Starbuzz, Fumari
他方Unwashedフレーバーはニコチン比0.5%程度と比較的重めの吸い応えで、たばこ本来の味を楽しむこともできます。
代表的なUnwashedフレーバー: Tangiers, Nakhla, Romman
しばしばWashedの対概念としてDark Leafという言葉が用いられますが、「Dark Leaf = Unwashed」というのは誤りです。Dark Leafフレーバーの中でもSEBEROは製造過程でたばこ葉の煮沸が行われていますし、TangiersのLucidラインはWashedと言われています。逆に、NakhlaやRommanはDark LeafではありませんがUnwashedです。
それではDark Leaf、そしてBlode Leafとはなんでしょうか?
Dark Leaf/Blode Leafとは
調べたところだとDark LeafとBlonde Leafに明確な定義はなく、色で区別しているようです。シロップが黒褐色のフレーバーがDark Leaf、それ以外がBlonde Leafという理解で概ね間違いないかと思われます。TabuやBruskoといったTobacco-freeでシロップの黒いフレーバーをDark Leafに含めるかどうかは少々疑問がのこります。
ダークリーフがなぜ黒いのか調べていると面白い記述を見つけました。
糖蜜を焼くことでシロップを黒くしているようです。メイラード反応かな?なぜ焼いているのかに関しては要調査です。
Dark Leafの特徴としては、ニコチンが強く、味の濃いものが多いです。そしてしばしば液体ニコチンの添加が行われています。
一方Blonde Leafは比較的ニコチンが弱いものが多く、味の濃さは様々です。赤や青、白など着色されたものも存在します。
その他にも、TangiersのBurleyラインのようにBurleyという表記がなされている場合がありますが、これはたばこの品種のひとつで、ニコチンの重さの指標となるものではありません。ただ、Burley種を用いたフレーバーは比較的ニコチンの重いものが多い印象です。Burley種は葉が多孔質なため液体ニコチンの吸着性が良いためかと思われますが、こちらも要調査です。
参考までに、Burley種自体のニコチンは多くありません。紙巻たばこや手巻きたばこでBurley種を多く用いた”アメリカンブレンド”というものが存在しますが、大抵は軽快な吸い応えです(ex. ラッキーストライク、アンバーリーフ・ブロンド)
まとめ
・Washedフレーバーはニコチンが軽く、Unwashedフレーバーはニコチンが重い。
・Dark Leafはシロップの色で区別され、ニコチンの重さとは無関係だが、ニコチンが重いものが多い。
Dark Leaf/Blode Leafに関して、煮え切らない結論となってしまったことをお詫びします。このあたりはメーカーに直接訊いてみないと分からない点であり、今後も調査していく予定です。なにか情報あれば教えて下さい。
最後に
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