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〈最終〉周波数の話④「形のエネルギー」


前回のはこちら

「形」にエネルギーはあるのか

固有の振動周波数により「形」が造られるのであれば、先に「形」を造ればその形と同じ周波数のエネルギーが宿るのではないか。

振動周波数が物質に影響を与え、美しい幾何学模様を作り出す。

周波数が上がれば上がるほど、より複雑な幾何学模様を作り出すことが、「サイマティクス」の実験により分かりました。

振動によって作られた幾何学模様は立体ではトーラス状の電磁気フィールドを作り出します。

「トーラス」の螺旋の流れは、銀河や、私たち人間、さらには原子のレベルまで、自然界のあらゆる規模でみられるエネルギーの形状であり、万物に働く宇宙共通の法則といえます。

銀河
台風

あらゆるエネルギーの流れは、トーラスの形状になります。

そしてこのトーラスには、骨格的構造があり、それは「ベクトル平衡体(立方8面体)」と呼ばれるものです。

この構造が、宇宙のあらゆる規模での根本的な骨格構造を成しています。

ベクトル平衡体は立体で見れば、その中心から12本のエネルギー線が放射状に伸びていて、その構造には高いエネルギーがあるとされています。

平面で表したとき、麻の葉模様に近い形となりますが、麻の葉模様にも高いエネルギーがあるとされています。
(麻〈ヘンプ〉そのものが高い周波数なので神事に使われるという説もある。)


フラワー・オブ・ライフ

神聖幾何学には「フラワー・オブ・ライフ」と呼ばれる模様があります。

物質だけではなく私たちの意識にもおよぶ、この宇宙を取り仕切る共通の法則が存在し、それを表したのが「フラワー・オブ・ライフ」といわれるこの図形です。

いったいどういうことでしょう。

「フラワー・オブ・ライフ」は世界中の古代文明で用いられた図形であり、様々な遺跡で見つかっています。

昔の人はこの図形が、森羅万象の基本となる宇宙の共通言語であることを知っていたのでしょうか。

森羅万象、宇宙創造の成長過程が神聖幾何学模様によって段階的に表わされているので、それを見ていきたいと思います。

「意識の拡大」の過程です。

「意識」の定義
「意識」とは、自己と非自己を認識できること。
もしこの世界に自分だけであれば、「自分」という意識を持つことができません。なので、はじめの根源の意識は自らを万物へと分割していきました。

まずはじめ、何もない「虚空」の世界がありました。

「無」の世界は何もないところさえも無い「全てある」状態で、エネルギー的に満たされた状態です。

そこに「自己」を体験したい「根源の意識」は円(球)状に意識を広げました。

初めの意識

次に根源の意識は、はじめの円の1番端へ行き、そこからまた新しく自らの意識を広げました。

その状態を表したものが「ヴェシカ・パイシス」といわれるこの形です。

全ての始まりの形
創造の源

「ヴェシカ・パイシス」はブランドロゴや寺院など、様々なところでそのシンボルを見ることができます。

長谷寺(奈良) 果たしてこれは何だろう。

そしてはじめの円の周りに、6つ円を広げたものを「シード・オブ・ライフ」といいます。

「ベクトル平衡体」はシード・オブ・ライフの段階ではじめて生まれます。

シード・オブ・ライフ (生命の種を表しています)
ベクトル平衡体の出現

シード・オブ・ライフからさらに6つの円を広げて展開したものが「エッグ・オブ・ライフ」です。

「種」から「卵」へ
「エッグ・オブ・ライフ」は細胞分裂を始めた受精卵の形に似ています

そこから展開したものが「ツリー・オブ・ライフ」

「立体カバラ」や「セフィロトの樹」のよう

さらにそこからもう一回展開したものが「フラワー・オブ・ライフ」になります。

19個の円によって構成されている

この19個の円から成る「フラワー・オブ・ライフ」ですが、端っこの円は途中で切られています。

実際には見えないところまで展開されているとされていて、その切れている図形までを表現すると、「フルーツ・オブ・ライフ」と呼ばれる最終形となります。

生命の果実

これらが、この宇宙の意識の発展を表した幾何学模様であり、宇宙の法則・秩序を表しています。

これらの図形の中で、「トーラス」の骨格である「ベクトル平衡体」は、「シード・オブ・ライフ」や「フラワー・オブ・ライフ」を構成する円の中心を直線で結んだ時に現れるものです。

ベクトル平衡体

そしてさらに、最終形である「フルーツ・オブ・ライフ」から現れる13個の円の中心を全て直線で結ぶと「メタトロンキューブ」と呼ばれる図形が浮かび上がってきます。

この複雑な図形の中には、森羅万象を構成する要素が「正多面体」として全て含まれています。

メタトロンキューブ







「プラトン立体」について

メタトロンキューブは5つの「プラトン立体」へと展開できます。

プラトン立体は「正多面体」ともいい、簡単にいうと全ての面が同一の正多角形で構成されるもので

・正四面体
・正六面体
・正八面体
・正十二面体
・正二十面体

の5種類があります。

この世界の物質は「火」「土」「風」「水」から構成されるとする概念があり、そこに「エーテル」を追加して、五つの要素をこのプラトン立体は表しています。

プラトン立体

エーテルはあらゆる物質を電磁気的に振動を通じて結びつけている目に見えない存在です。(周波数①の記事でも説明しています。)

正四面体は「火」
正六面体は「土」
正八面体は「風」
正十二面体は「エーテル」
正二十面体は「水」

を表しています。

これらの「プラトン立体」が森羅万象の構造の基盤となり、「フラワー・オブ・ライフ」の宇宙共通の法則に基づいて、全ては成り立っています。

私たちが住む世界は、完璧な法則に基づいて創造されています。

周波数は「形」を造り、形を造ればそこに「周波数」は宿る

きっとそうなっているのではないかと私は感じています。

どの形にどんなエネルギーが宿るのかはわかりませんが、幾何学的立体物や幾何学模様で癒したり、それをイメージして瞑想したりなど、先人達はそうやって「形」を利用してきました。

戦後GHQの指示にて「国語改革」が行われ、漢字の簡略化が押し進められてきました。

それは漢字の使用を制限し、日本語表記を単純化しようとする動きです。

もし「形」にエネルギーが宿るのであれば、そのエネルギーを奪い弱体化させようとする、”悪意”のある行為のように思えてきます。

それはどこかナチスドイツとアメリカが世界標準音を「A(ラの音)=440Hz」に強引に取り決めた「世界標準音論争」と似ていて、実はそれらを取り仕切っている存在は「周波数」の秘密を熟知しているのではないかと、どうしても感じてしまいます。

シュタイナーは

「もし432Hzの基本音調でなければ、この世界は悪魔に支配される。432Hzでチューニングされた音楽は、精神の自由をもたらし本来の人間をサポートする。」

と述べています。

なぜ漢字を簡略化する必要があったのか、
なぜ世界各地の寺院の鐘を没収しなければならなかったのか、

私たちの住むこの世界を「周波数」という視点からみるということは、

音の秘密、振動の秘密、形の秘密を私たちから遠ざけ、この世界を悪い方へと導く存在にいち早く気づけることになります。

また逆に、どのようにすれば「周波数」を生活の中に取り入れ、健康と繁栄のエネルギーの恩恵を受けられるのかを知ることが可能になるなど、様々なことが見えてくるように思えます。

とはいえ、本当のところはどうなのかはわかりません。

ただ、この世界の見える部分だけを注視するのではなく、目に見えない世界がもしかしたらあるのでは、ということを多くの人に興味を持っていただければと思い、「周波数」について①〜④回に渡り記事を書いてみました。


ところで、ハチミツに周波数はあるの?

ハチミツの入った瓶を水の中に入れると、その水にはハチミツの周波数が転写される。

X(旧Twitter)でこのようなポストをしたところ、

最近は誰でも無闇に「周波数」という言葉を使いますが、本当に周波数のことわかっていますか?
一般的概念として蜂蜜には周波数は無いと思います。

というリプライをいただきました。

この人になんとか周波数について説明したいと思っていたのですが、この記事を書き終える頃には、もはやそんなことはどうでもよくなりました。

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