続・宇宙から没収されるエネルギー「悪魔に魂を売る」
この世界はもともと一つの「根源の意識」から分割された存在であり、私達の存在もこの一つの大きな意識からの投影であると前回の投稿で述べました。(もちろんそれが本当かどうかはわかりませんが。)
そして全体に働きかける「調和の法則」のようなものが、あるような気がしているということも述べました。
しかし、この世界に働く調和の法則の中、戦争ビジネスや通貨発行権や人身売買などで巨万の富を築きあげ、富の独占をしている一部の富裕層、支配者層が存在します。
彼らは数百年ほど前から存在しているのでしょうか、それとももっと以前からいるのかもしれません。
その間、彼らに宇宙の「調和の法則」が働かないのはなぜなのでしょう。
彼らは他者からエネルギーを奪い続けているのに、宇宙から没収されることはありません。(いずれはされると思いますが。)
私が考えるに、きっと彼らは法則の外にいます。
根源の意識からくる光のエネルギーを遮断し分離した状態にあるはずです。
根源の光から分離し、法則の外に離れてしまえば、他者からエネルギーを奪い続けても「調和の法則」は働きません。
私達が今存在している「物質界」で他者からエネルギーを搾取し続け、支配者層になるには「光の遮断・分離」が必要なのだと思います。
「悪魔に魂を売る」という行為は、光を遮断し、分離した低い周波数帯に居座り続けるということなのでしょう。
しかしそうすると、分離した状態で根源の意識からはエネルギーが入ってきません。
その状態では魂のエネルギー補給ができないので、同じように分離したエネルギーから補給するしかないのだと思います。
分離したエネルギー、これはいわゆる「負のエネルギー」というもの。
つまりネガティブなエネルギー。
ちょっと寄り道…「ポジティブ」と「ネガティブ」について
ポジティブやネガティブと聞くと、ポジティブは「明るく」ネガティブは「暗い」という印象があります。
たしかに現象として現れたときはそういう場合が多いですが、「性質」として見た場合、
「ポジティブ」とは「統合」した意識であり「統合的・包括的」な性質です。
そして「ネガティブ」とは「分離」した意識のこと、もしくは分離したものに意識が執着、固執している状態のことであり「分離的・排他的」な性質です。
意識が分離した状態のとき、私達は強く「孤独」を感じ、悲しみや怒りや憎しみの感情が生まれます。
逆に意識が統合した時、喜びや愛、平和の感情が生まれます。
意識を周波数で見ると、高くなれば「統合的」になり、低くなれば「分離的」になります。
つまり、性格が明るいからといって、「~でなければならない」のような、何かに過剰に固執している状態であれば、
例えば、「あの大学に入らなければ、年収がこれくらいでなければ」と固執した状態であるならば、それは「ネガティブ」ということになります。
しかしそれは意識の性質であり、本来「ポジティブ」と「ネガティブ」には優劣はありません。
以前投稿した「何ですかスピリチュアルって。」の記事にも書いていますが、私達はこの物質世界を「自我意識」で体験していて、その自我意識は「個」である分離した状態です。
この「分離」を体験することによって、意識を成長・拡大させます。
それは統合した状態のままでは、自らを省みることができないからです。
なので意識の成長の種は、分離状態である悲しみや苦しみの中でしか蒔けないようになっています。
人生にネガティブな出来事が訪れた時こそ、自らの意識を省みるチャンスが同時に訪れたことになります。
話は戻って、
「悪魔に魂を売った」分離した魂は、根源の光からのエネルギーを補給できないため、周波数の低い状態である、「悲しみ」や「苦しみ」などから生じる負のエネルギーを集めるしかありません。
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