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【デッキレシピ公開】シティリーグS5柏 BEST8 ワンパン特化白馬アルセウス

はじめまして。snow(@pokeca_electiric)と申します。

3月6日にバトロコ柏で行われた、シティリーグシーズン5(参加60人)でベスト8とそこそこ勝つことができたので初めて記事を書かせていただきます。

今回noteを書こうと思ったきっかけは、今大会における環境読みや採用理由などの考えを言語化したかったためです。ただ、どうせ言葉にするならば色んな人に見てもらい、意見を頂戴したいと思い、投稿に至りました。

note初投稿故の拙稿で見づらいところなどあるかと思いますが、参考になりましたら幸いです。全文無料公開ですので、ぜひ最後までご覧ください。



1.環境の様子

今大会直前の上位の環境がこちら

「バトルリージョン」発売1週後ということでダイケンキが頭角を現していました。またその影響でミュウVmaxのシェアがダウン。これを受けて連撃ウーラオスが台頭しています。また、「おおきなおまもり」付きのアルセウス主体で戦う裏工作アルセウスのシェアも高まっていました。

白馬アルセウスを使う上で、特に重く見たのがこの連撃ウーラオス。1エネの「しっぷうづき」でアルセウスVstarが倒されてしまうことはもちろん、「キョダイレンゲキ」で裏のメッソンが狩られたらたまったもんではありません。

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ミュウが減っているというレポートを踏まえ、連撃ウーラオスが増えることを意識して、デッキを作成していきました。そして実際に使用したレシピが以下になります。


2.デッキレシピと採用理由

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こちらが当日のレシピ。ベーシックな裏工作型の白馬アルセウスにシステムポケモンを多く含んだ形となってます。

⑴基本パーツについて

・アルセウスライン 3-2

・白馬ライン 2-2

・裏工作ライン 4-4-1

・クイックシューター 2

ここら辺はおそらくどの構築を見ても同じような感じでしょう。ジメレオン3枚刺しの構築をたまに見かけますが、ジメレオンのサイド落ちが原因で負けることが多くあったので、個人的に4枚刺しをおススメします。


・クロバット

ネオラントとの選択枠ですが、裏工作でサポートを持ってくる前提で動かすならば単純なドローになれるクロバットのほうが優秀です。


・マナフィ

前述のとおり、連撃ウーラオスを重く見て採用。メッソンを狩られて詰み、という状況を回避するために投入。実際に対ウーラオス戦ではかなり有効に働きました。


・その他グッズ類について

2点だけ重要なこと。

①あなぬけのひもは絶対採用。ボスとメロンを両方打ちたいタイミングで疑似的なボスの役割を担ってくれます。

②雪道以外のスタジアムはトレーニングコートを推奨。このデッキ、実はエネルギーがかなりの頻度で枯渇します。そのため、トラッシュからエネルギーを持ってこないと最後の詰めでエネが足りないということもしばしば。より安定させるためにトレーニングコートはなるべく終盤まで残しておきましょう。


(2)ワンパンさせるためのパーツについて

・かがやくルチャブル

バトルリージョンで白馬アルセウスが受けた一番大きな強化がこのカード。こだわりベルト込みの「ダイランス」でVmax相手に310点を出すことができます。

ただ、このカードの扱いには注意が必要です。結論から言うと、このカードは「前のVmaxを倒して、サイドを3枚取って勝ち」という状況以外でベンチに置いてはいけません。裏工作のデッキはベンチ管理がシビアなので、こいつをむやみにおいてしまうとその分ベンチ管理の難度が跳ね上がります。せっかくおいても雪道で効果が使えないということもざらにあります。博士などで切らなければならないときは、ベンチに置かず諦めてトラッシュしましょう。


・スターミーV

このカードの採用を理由としては大きく2点。

①ミルタンクの対策

②アルセウス単への意識

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①についてバトルリージョン環境で新たに出てきたミルタンクは白馬アルセウスではダメージが通らないため、スターミーの上技の「スピードスター」2回とガラルジグザグマで突破します。

②について。アルセウス単には「おおきなおまもり」が採用されており、それをつけたアルセウスの合計HPは310になります。これはこだわりベルト込みの白馬バドレックスにクイックシューターを1回加えても届かない絶妙に嫌な数字なので、スターミーVの「エナジースパイラル」を使います。 

スターミーの1番大きな強みは、手貼り+メロンで簡単に始動ができるという点。相手の「トリニティノヴァ」のカウンターで、エナジースパイラル300点+ガラルジグザグマ10点を与えて「おまもり」を抱えて安心しきっているアルセウスを吹き飛ばしましょう。


・ガラルジグザグマ

さて、このデッキの真打ちです!先ほどから何回か記載のある通り、このカードの1点の打点調整はこのデッキにおいてとても優秀です。

前述のようなスターミーと組み合わせる用途はもちろん、ダブルターボとこだわりベルトをつけた「トリニティノヴァ」で210点までしかでないところをこのジグザグマの10点でHP220のポケモンをワンパンすることができます。

今の環境にいるHP220ラインのポケモンVといえば

・連撃ウーラオス

・アルセウス

・ダイケンキ

これらのポケモンを先行2ターン目で倒すことができればそのまま勝敗が決まる可能性もあります。ですのでチャンスがあれば積極的にワンパンを狙っていきましょう。

また連撃テンタクル相手には「アクアバレット」とクイックシューターとジグザグマで、前のカラマネロを倒しつつ、裏のマーイーカも刈り取ることが出来ます!これでサイドレースを有利に持ち込めます。

レベルボールも採用している関係上、無理なく持ってくることができます。

以上、各カードの採用理由となります。


(3)このデッキの弱みについて

最も大きな弱点としては、たねポケモンの差し込みすぎによる初手事故の確率の高さです。実際シティでの6戦のうち、負けた2戦はクロバットとマナフィからのスタートでした。確実にアルセウスでスタートするためには今後環境に応じて、たねポケモンの部分を変えていく必要があります。

またピン刺しのカードが多いので、サイド落ちを入念に確認する必要があります。

・裏工作インテレオン

・ジグザグマ

・博士、マリィ、クロバット

・あなぬけのひも

・雪道

上記のカードはマストで確認します。プレイングの慣れがある程度必要かなと思います。

以上がこのデッキを扱う上での弱点です。基本的に白馬は不利対面をとらないので決めた動きをとりきるということに注力しましょう。


3.当日のマッチング


・1回戦 いちげきウーラオス 0-6

クロバットスタート。メッソン3落ち。何もできずに負け。

・2回戦 ダイケンキ 6-3

先行2ターン目で「トリニティノヴァ」+ジグザグマを決めて前のダイケンキを飛ばして、あとは流れで勝利。

・3回戦 超型アルセウス 6-4

雪道でザシアンの「けんのほうこう」とスターバースを止めつつ裏を準備して勝利。

・4回戦 雪道ゲンガー 6-0

お相手の事故に救われる形で勝利。

・5回戦 純正連撃ウーラオス 6-3

遂に仮想敵との対面。まずメッソンを倒しました。その後、マナフィで「キョダイレンゲキ」をけん制しつつ、ダイランスとクイックシューター1回で300点。ツツジケアでこのターンは倒さず。次のターンにクイシュ+ジグザグマで倒すことで1ターンにサイドを5枚取り勝利。

予選スイス 4-1 8位通過


・決勝トナメ1回戦 裏工作アルセウス 4-6

予定通りスターミーVをたてられたのはいいものの、裏工作ラインが全く立たず、後続が切れて惜敗。


当日は連撃ウーラオスと裏工作アルセウスが多く上位にいた模様。環境読みは間違ってなかったが引きが弱すぎました。


4.終わりに

今回のシティはかなり白馬有利の環境であったと感じます。ミュウが少なくなったことで、相手に火力を押し付けやすい対面が練習段階で多くありました。

単に弱点を突かれにくいという理由で、ポケカを始めた初期から白馬を使ってきましたが、次弾で「ディアルガ」が発表され、白馬的にはかなりの向かい風環境になりそうです。

しかし、なんとか可能性を探ってこれからも白馬で勝ちたいと思いますのでこの記事を読んで、改善点等ございましたらご指摘いただければ幸いです。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございます。

(参考になったという方はスキ、フォローを何卒!)


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