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【ライブメモ】tacica猪狩翔一『新代田で会おうよ。』 at 2020.01.08 新代田Crossing

概要

『新代田で会おうよ。』
猪狩翔一(tacica) / 恒吉豊(OverTheDogs) / らせん。a.k.a 上里洋志
2020年1月8日(水)@新代田Crossing

個人的にも猪狩さん的にも2020年のライブ一発目。今日の猪狩さんの出番は2番手。ギターのチューニングが5分もしないうちに完了しまい「もう始めていいですかー?」と声をかけたところ、「ちょっと待ってー!」という会場からの声に応えてしばし待機してくれていた。20:25頃から21:05の、およそ40分。計7曲。

セットリスト

01. [新曲]※太陽でさえ永遠じゃない〜
02. 僕ら
03. 冒険衝動
04. [新曲]※喜びという影も形も無いものに体の全部を救われるやつ
05. wondermole(tacica 2012年e.p.)
06. 未来戦隊SOS(仮)
07. [新曲]※月と太陽と僕のダンス〜

会場とか服装のメモ

会場は環七沿いにあり歩道に並んで待機することになるため、近隣への配慮からか開場時間の15分前あたりから整列し、先着順で入場。2階分くらい階段を上った。フロアは正方形。敷地面積は下北沢HALFと同じくらいか、やや広いくらい。キャパは、椅子席で30人くらい?立ち見で10人くらい?か。アウトドアテイストのインテリアで、キャンプ用の椅子やウッドのベンチ、ランタンなどおしゃれでいい感じの雰囲気だった。

猪狩さんの服装は、珍しく黒のパーカー、いつものデニムに、いつもとは違うニューバランス。メガネ。いろはすと、飲みかけのクラフトボス。座って演奏。

楽曲のメモ

一曲目は、前回(2019.12.24@下北沢HALF)初披露した新曲。〈太陽でさえ永遠じゃない〜〉。歌詞に太陽が出てくるとtacicaって感じがする。

『僕ら』『冒険衝動』はもはやお馴染みになった。一方、これまで弾き語り一曲目の定番だった『バンドワゴン』は最近聴けていない。

今回のtacica曲は『wondermole』。すごく久々に聴いた気がする。tacicaの曲を弾き語りで聴けるのはやっぱり嬉しい。(もちろん、まだ世に出ていない新曲も嬉しい)

『wondermole』から間を空けずに、『未来戦隊SOS(仮)』へ。15周年記念ライブのトレーラーが元旦に解禁されて以降、くりかえし聴きまくっていたから喜びもひとしおだった。弾き語りもいいけれど、バンドバージョンもめちゃめちゃ楽しみだ。

今日の最後の曲は、締め曲としてすっかり定着してきた新曲〈灯台の明かりを消したのは〜〉のやつ。聴くたびに好き度が深まる。そろそろタイトルが知りたいです。

MCのメモ

「最近、ずるいことに敏感」と話す猪狩さん。トピックスはふたつあって、ひとつめは、野菜そのものの水分だけで調理できる"無水調理器"を最近購入したとのことで、ブロッコリーを調理しようと思ったところ、取説に「ブロッコリーを洗ったら、その水分はなるべく拭き取らないように」と書かれていて、「無水と謳っているのに、洗った水分を使おうとしている。それってずるくない!?!?」という話。

ふたつめは、初詣に行って、厳しめのことが書かれているというおみくじを引いたところ、上から2番めに良いものを引き当てて色々といいことが書いてあったものの、そのなかに「身分相応の絶頂期」と書かれていて、「そんな言い方ある??? そんな言葉聞いたことないよね、(どうにでも当てはまってしまうから)それってずるいよね!!?!!」と。

(文字でおもしろさを伝えるのは難しいが、会場はめっちゃ沸いていた。猪狩さんは「緊張する」と言うけれど、MCに磨きがかかっているのではと最近思っている。確実におもしろい。)

このずるい話って、前回(2019.12.24@下北沢HALF)の一酸化炭素中毒チェッカーの取説に「この製品を過信しないでください」と書かれていたことに対して感じた感情ときっと近いのではと思う。猪狩さんはずるいことに敏感。

最後のMCで「いつのまにか特別な日になっていました」と、4月5日のtacica 結成15周年記念ライブ『象牙の塔』にも言及していた。

19時半にスタートして、3組すべてが終わったのは22時すぎ。たっぷり2時間半超で、最高のライブ始めだった。猪狩さんの弾き語りライブはつくづく幸せな時間だと思う。生きる糧であると思う。

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新幹線でおいしいビールが飲みたい!