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【ライブメモ】tacica live 2021 『集う鹿』 at 2021.11.28 Veats SHIBUYA

概要

初FCライブ『集う鹿』
2021年11月28日(日)@Veats SHIBUYA
OPEN 16:30 / START 17:30
有観客/ライブパートのみ配信有り

サポートミュージシャン
Drum : 中畑大樹

会場周辺について

初めて行く会場。渋谷センター街のドンキホーテの横に位置し、できたばかりのハコらしく、清潔感があった。地下一階が入り口で、ライブスペースはさらにその下のフロア。docomoの電波はほぼ入ってなかった。

グッズの先行販売は13時から。12時半頃到着したけどすでに40〜50人ほど並んでいた。グッズはひと通り購入できた。よかった。

再び会場に戻ったのは16時過ぎ。整理番号順に並ぶわけでもなく、敷地内に滞留するかたち。ここに集ってる人みんな鹿の仔なんだと思うと胸が熱くなった。日常はどこに棲息しているの?とライブに来るたびに思う。

会場はひとり1マスの立ち位置指定有りのオールスタンディング。予想以上にみっちり人が入っていた。PAの後ろにもスペース有り、体感としては全体で250名ほどか。

タイムテーブル

17:30〜18:00 「喋る鹿」公開収録
18:00〜18:15  インターバル(空気入れ替え・休憩)
18:15〜19:45頃 ライブ

「喋る鹿」公開収録

冒頭から新曲「dear, deer」のMV解禁。メンバー+中畑さん含めみんなで鑑賞。猪狩さんの誕生日と小西さんの誕生日のちょうど真ん中にの日だったため、中畑さんから二人にサプライズで誕生日プレゼントが贈られた。その他、お便りを読んだり、猪狩さんが長年にわたって感じているある疑問について熱く語られ、大盛り上がりのうちに終了。一応FC限定コンテンツのため、詳細は割愛。

12月28日のライブ終了後にYouTubeでも解禁!

セットリスト

01.510(2016年Sg「発熱」c/w)
02.贅沢な蝋燭(2011年Sg「命の更新」c/w)
03.馬の目(2015年AL『LOCUS』)
04.冒険衝動(2020年Sg)
05.Butterfly Lock(2016年AL『HEAD ROOMS』)
06.鈍色の邂逅(2014年Sg「LEO」c/w)
07.anaphylaxis(2014年Sg「LEO」c/w)
08.象牙の塔(2020年Sg「aranami」c/w)
09.oops!!(2015年AL『LOCUS』)
10.孵化(2012年『newsong e.p.』)
11.キャスパー(2013年Sg「HALO」c/w)
12.From the Gekko(2013年AL『HOMELAND 11 blues』)
13.NWM(2016年AL『HEAD ROOMS』)
14.DAN(2013年AL『HOMELAND 11 blues』)
en) HERO(2008年AL『parallel park』)

今度リリースされるベストアルバムがほぼ「シングルコレクション」だとしたら、今回のFCライブのセトリはほぼ「カップリングベスト」といった感じ。ところどころにアルバム曲を挟み、冒険衝動とHERO以外はカップリングで構成されていて、まさにファンクラブならではの選曲。しかも最後の3曲はファン投票の上位3曲で、それもまたすごい。鹿の仔たちはよくわかってらっしゃる。ちなみに「DAN」がリクエスト1位だったとのこと。

感想やMCなど

ライブの前にラジオの公開収録があったため、ライブ中のMCがなんだか不思議な感じだった。

「象牙の塔」が聴けると思っていなかったから、びっくりしているうちに終わっていた。

「From the Gekko」がリクエストで上位に入ったのが意外で、いや、めっちゃ好きな曲ではあるんだけれどそんなに支持されている感じはしなかったので投票してくださった方、ありがとうございました。一時期ライブの定番曲だった気がするけど近年ご無沙汰だった。

リクエストで票を投じた「NWM」が満を持して聴けた!!! 公式Twitterにこの曲のリハ映像がアップされた時点でテンションMAXだったけれど、やはり生で聴けるとその感動はひと塩。記憶が正しければ、バンドとしては『HEAD ROOMS』のツアー以来で、楽曲としては2019年の猪狩さんの弾き語り以来に聴けた。またしても楽曲に浸っているうちに終わっていた。感情が忙しい。

本編ラスト、かつリクエスト1位は「DAN」。正直、リクエストで入れなくても歌ってくれるのでは、と思っていたらやはりそうだったようで、「ちょうど最後に歌うつもりでいた」と猪狩さんがMCで語っていた。ちなみにいわゆる"黒のグレッチ”ではなく、白いギターだった。

MCでリクエスト上位に入った楽曲について触れ、『探求者の再訪』の時とは全く違った顔ぶれになっていたとのこと。その時ぶっちぎりの1位だった「オオカミと月と深い霧」にそれほど票が入っていなかったらしく、猪狩さんは「オオカミって表面だけのやつなのかね?」と苦笑いに会場も沸いた。

「象牙の塔」公演に引き続いて、布ステッカーのプレゼントが用意されていた。めちゃくちゃ嬉しい。そして、ベストアルバムを引っ提げたツアーが来年1月からスタートすることも告知され沸いた。東名阪+京都&横浜。

ベストアルバムを発売することについても触れ、少し前なら断っていたけど、サブスクが当たり前になった今、曲目が発表された時点でプレイリストで作れてしまうけど、でもそんな今だからこそ、あえてCDで発売する意味があるのではと猪狩さんが語っていて、そういう猪狩さんのスタンスが好き!と思った。また、今回新たにリマスタリングを経て、過去の曲たち、特に「黄色いカラス」とかが新曲のような顔つきをしていてやる気が感じられると言っていたのも印象的だった。

そんなアンコールはベストアルバムの一曲目でもある「HERO」。来年のツアーに繋がっていく感じを勝手に感じてわくわくしていた。


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